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リベラルアーツ
近年、大学においても注目が高まっているリベラルアーツ(liberal arts)とは、教養を高めることを目的とした幅広い学びや研究のことです。
専門分野にとらわれず、社会科学、人文科学、自然科学などを網羅的に学ぶのが特徴です。 また、ただ単に知識を習得するのではなく、答えのない課題に対する思考力や、問題解決力、物事を多角的に捉える視点などの力を実践的に養うことに重点が置かれています。
リベラルアーツの学びは、問題解決に向けた探求力や、多様な文化を理解し尊重する力、国際的視野を持つ人材の育成を目的に設置された国際バカロレア(※)の学びとも近い部分があります。
※ 国際的に通用する大学入試資格である「国際バカロレア資格(IB)」について、詳しくはこちらをご覧ください。
現在の日本では、大学におけるリベラルアーツの学び方として、大きく2つの方法があります。
1つ目は、学部の垣根なく1〜2年時に教養科目を学び、その後専門分野を選択する方法です。
詳しくはこちらをご覧ください。
2つ目は、入学時に特定の学部を選択した上で、その後自分の専攻する学科や系列を決める方法です。
以下に、リベラルアーツが学べる代表的な大学をご紹介します。
入学後は全員教養学部に所属し、2年生の終わりに専修分野(メジャー)を決めます。文理の区別なく幅広く学び、自分の興味と適性を見極めながら学問を深めていけるという特徴があります。
ICUでは、入学時には専門を定めず、一般教育科目や基礎科目を幅広く学んだ後、2年次終わりに専門(メジャー)を決定します。人文科学·自然科学·社会科学の31メジャーから、主専攻、副専攻を学べるため、本当に学びたい学問に出会うのことができるのです。あなたのアカデミックプランニング(学修計画)を、教員と職員がしっかり支え、専門を深めるための学術的なアドヴァイスを受ける体制ができています。
4年次には1年間かけて「卒業研究」を行い、4年間で学んだ幅広い知識や思考力を活用して特定のテーマを深め、学びの集大成とします。
2年生前半までに自分の研究テーマを自分で決めるスタイルで、特定のコース設定に縛られず「テーマ」を中心とした勉強ができます。学部での共通言語は英語で、日本語を母語とする学生は1年間の海外留学が必修となっています。
学部教育は、特定の分野に特化しないリベラルアーツ教育が特徴です。具体的には、学部の提供科目を7つのクラスターに分け、そのうちの少なくとも3つのクラスターから入門科目を履修することが義務付けられています。また、少人数制の基礎・中級・上級演習を通して、意見を出し合い、それぞれの意見のメリット・デメリットを整理し、その時点でのベストアンサーを探す訓練をしています。議論には定量的な視点が重要なので、その能力を高めるために入門統計学を必修科目としています。
リベラルアーツでは、自由に幅広い内容を学べる一方、その中から何をどう研究し、どのように深めていくかといった部分は自分で確立していくことが求められます。したがって、あらゆる内容を網羅的に学びながら自ら課題を見つけたり、物事を関連させながら自分なりに考えを深めていける人に適した学び方だといえます。
変化のスピードが速く、また複雑になりつつある現代社会においては、リベラルアーツで重要視されている課題解決力などのスキルがますます重要になってきます。進路選択の際には、各大学でどういった学びができるのか、将来にどうつながるのかなどをじっくり検討してみましょう。
進みたい大学が決まったら、次は「自分の現在位置」と「志望大学に合格するために必要な学力」を見極め、そのギャップを埋める作業が必要です。
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