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補欠合格(繰り上げ合格・追加合格)

補欠合格(繰り上げ合格・追加合格)

補欠合格とは、正規の合格者が大学への入学を辞退し、入学定員数に空きが出た場合に、「定員を埋めるために、追加で合格を出す際の候補者」のことをいいます。

受験生の中には、滑り止めとして入試を受ける人もいるため、必ずしも合格者全員が入学するわけではありません。そのため大学側は、入学者が定員を下回らないよう、補欠合格という形で調整できるようにしています。

補欠合格は「合格になる可能性がある状態」を指し、その時点では入学資格を与えられていないので、補欠合格になっても入学できるとは限らないことに注意しましょう。補欠合格は多くの場合、正規合格者発表と同時に通知されますが、補欠合格者を公に発表する学校は少なく、ほとんどの場合対象者に封書で通知されます。

繰り上げ合格・追加合格とは?

合格辞退者によって欠員枠が出ると、補欠合格者または不合格だった受験生が順次繰上げとなり、正式に合格を認められた状態を「繰り上げ合格」や「追加合格」といいます。

多くの場合は事前に通知された補欠合格者の中から選ばれますが、大学によっては不合格だった受験生に追加合格を出す場合もあります。

繰り上げ合格や追加合格の通知方法は大学によって異なりますが、多くの場合、郵送や電話にて通知されます。 また、連絡がつかなかった場合には合格者対象外となってしまうこともあるようですので、各大学の入試要項をよく確認した上で、3月末までは郵便物や電話をこまめにチェックしておくといいでしょう。

繰り上げ合格や追加合格の枠は、決して多くはありません。場合によっては全く無いこともあります。 また。繰り上げ合格の枠がある場合にも、その対象となるのは合格最低点との差が1〜2点程度の場合がほとんどでしょう。(各大学の制度にもよりますが、基本的には、入試の点数が高い順に繰り上げ合格者が選ばれます。) 学校によって合格の制度や仕組みも異なるため、志望校の入試要項は必ず事前に確認しておきましょう。

私立大学は繰り上げ合格者が多い?

国公立大学と比較すると、私立大学の方が繰り上げ合格者(追加合格者)が出る可能性は比較的高いといえます。 私立大学はもともと併願している受験生が多く、また近年では、文部科学省が進めてきた私立大学の定員厳格化も影響し、一部の大学や学部によっては繰り上げ合格者が増加の傾向にあります。

私立大学の場合、正規合格者の発表と同時に補欠合格者が発表される場合が多いようですが、大学によっては通知されない場合や、段階的に発表される場合、補欠合格者の順位も公開される場合など、様々なパターンがあります。順位が公開される大学であれば、繰り上げ合格の可能性もある程度予想できるかもしれませんね。

国公立大学は繰り上げ合格者が少ない?

国公立大学は私立大学と比べて繰り上げ合格が少なく、繰り上げ合格者はゼロという場合もあります

基本的には国公立大学で補欠合格者が発表されることはなく、前期・後期日程を終えて正規合格者の欠員が確定してから、追加合格者に連絡が入ります。 そのため、繰り上げ合格の連絡が来るタイミングはかなり遅い時期となり、3月下旬となります。

例えば、3月下旬にA大学から追加合格の連絡があり、A大学に進学をすることを決めたとしましょう。このとき、追加合格の発表日以前にB大学の入学手続きを進めていた場合は、すでにB大学に支払った入学金などの費用は基本的に返ってこないことに注意しましょう。また、A大学やB大学から離れた地域に在住している場合は、短い期間に引越しの手配なども必要となる可能性があります。入学金以外の費用や手続きについても注意しましょう。

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