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受験勉強のメソッドを東大理三生に学ぶ
自分にあった学習スタイルをどう確立するか?

特別インタビュー − 志望校合格への道を考察する

スタディカルテLab

受験勉強を進めていくなかで「自分にあった勉強法がわからない」「できる人はどんな風に勉強を進めているのだろうか」と悩んだことはありませんか。学習方法は人によって千差万別ですが、実は「ここだけは押さえておきたい」ポイントがいくつかあります。そこで今回、東大理三に合格したSさんにインタビューを行い、どんな風に受験勉強を進めたかお話を伺ってみました。

1浪して東大理三へ  予備校と自学自習を組み合わせた受験勉強

樋口

本日はよろしくお願いします。
早速ですが、Sさんはいつ頃から受験勉強を始めましたか?

Sさん

高校3年生の5月からです。ずっと部活のサッカーに夢中で、気づいたらすっかり出遅れていました。それから受験勉強を始めたのですが、さすがにスタートが遅すぎたんでしょうね。結局浪人することになりました。

樋口

それはかなり遅いですね。だいたい高校2年生の頃から受験勉強を始める生徒が多い印象です。

Sさん

そうですね。周囲の友人たちはそれぞれ塾に行ったりしていたようですが、ぼくは全く無頓着でした。現役の時に受けたのは東大理三のみで、手応え的には五分五分かなと思っていたのですが、ふたを開けてみると不合格。そこで、もう1年勉強して再チャレンジすることにしたんです。

東京大学 理科Ⅲ類 1年生 Sさん

樋口

浪人するにあたり、予備校はどうやって選びましたか?

Sさん

周囲の人から「理三を狙うならここがいいよ」と勧められ、御茶ノ水にある駿台予備校を選びました。駿台のテキストは全体を網羅していて、難しい問題に関しては掘り下げて解説するという内容。このテキストをちゃんとやりこめば力は付くと思いましたが、ぼくの弱点を補うには十分ではないと判断し、自習にも力を入れることにしました。

樋口

なるほど、自学自習は自分で考えて取り組んでいたんですか?

Sさん

そうですね。駿台の場合、授業はわかりやすかったのですが、自学自習については特にサポートがなかったので、そこは自分なりに工夫する必要がありました。後期は、ほとんど自習室にいた覚えがあります。

樋口

ということは、自分の弱点をしっかり分析されていたんですね。

Sさん

はい。ぼくは数学があまり得意ではなかったんです。具体的には、難問を解くにあたり、その問題を解くにはどういうアプローチがあるのか、その中でどのアプローチを選べばいいかと言うことがすぐに判断できない。そこで、その弱点を補う参考書が必要だと考えました。

樋口

参考書はどうやって選びましたか?

Sさん

ネットの情報を探したり、友だちからのクチコミを参考にしたり。気になった参考書は実際に本屋で内容を確認し、解説がわかりやすいと感じたものを選びました。たとえば「テーマ別演習①入試数学の掌握 総論編」は、難しい問題の解法を切り崩す方法について実践的に解説していて、とてもよかったです。

「参考書は、実際に本屋で中身をチェックし、解説がわかりやすいと感じたものを選びました」(Sさん)

樋口

なるほど。基本的な知識は駿台のテキストで学び、さらにプラスアルファしていくための情報を収集し、自分にあった方法を見つけていく、ということですね。

効率的な学習は、弱点把握と徹底的なプランニングにあり

樋口

勉強を進める上で、ほかに工夫していたことはありますか?

Sさん

勉強を始める前に、今日一日で何を勉強するのかを細かく決めるようにしていました。たとえば、今日は何時間勉強できるから、数学の問題は何問解いておこう、という風に。ちょっと細かすぎると思われるかもしれませんが、ぼくの場合、それをやらずに勉強を始めると、ついぼーっとして過ごしてしまうんです。

樋口

かなり具体的にプランニングするんですね。自分の勉強の進め方が正しいかどうかは、どうやって確かめるんですか?

Sさん

1ヶ月に1〜2回模試があるので、そこで力試しをして「うまく進んでいる」「まだ足りない」ということを確認するようにしました。

樋口

なるほど。まず自分の学力を分析し、なにが足りないのかを知る。次に、足りない部分をどうやって補えばいいかを考え、それを実行するためにプランニングを行う。そして、実際にうまく進んでいるかどうかを確認するため、定期的にフィードバックする。とても効率のよい学習スタイルですね。

Sさん

ありがとうございます。

樋口

実は私自身も浪人生でした。そのとき、全国模試で軒並み1位をとっていた友人がいたのですが、彼がまさにSさんのような人。なにか特別な勉強をするのではなく、自分の弱点を見つけ出し、それを克服するということを地道にやり続けていた印象でした。そこで私も彼を見倣い、同じ方法で学習を進めてみたところ、どんどん成果が上がっていったんです。この時の体験から、私は「成績を伸ばす人がやっていることは、メソッド化できるのでは」と考えるようになりました。

実は、勉強ってとてもシンプルで、分からないことを理解すること、理解したことをできるようにすることの繰り返しなんですよね。 ただ多くの生徒は、さっさと先生に聞けばいいところを自分で考え込んでしまったり、逆に自分の頭で考えるべきところを人に教えてもらったりしている。学習効率を大きく下げる間違った勉強方法でなんですが、それを自分で気付くのは難しいんですよね。 Sさんは、自分の学習スタイルが確立していたからこそ、大学受験の最難関である東大理三に合格できたのだと思います。

たしかSさんは、中学受験をされたんですよね。

Sさん

はい、そうです。

樋口

想像するに、おそらくそのときに自分の学習スタイルを確立されたのはないでしょうか。Sさんのように、自分にあった学習スタイルを見つけ出して確立できる人もいるのですが、実はそういう人は稀です。ほとんどの生徒さんが、自分の学力や弱点をきちんと把握しないまま授業を受けたり、問題を解いたりしながら学習されているんです。自分の学力がわかっていないし、弱点も知らないという状況では、効果的な自習は望めません。そうではなく、きちんと現状を分析し、自分にあった学習スタイルを完全オーダーメイドで作っていくしかない。そこで当塾では、教育のプロフェショナルが生徒と一緒に伴走することで、自然に自分なりの学習スタイルを確立できるように工夫しています。

「効率よく学ぶためには、現状を分析し、自分にあう学習スタイルを完全オーダーメイドで作っていく必要がある」(樋口)

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Sさん

実は、ぼくも同じようなことを考えていました。予備校では、みんな同じテキストを使って同じ勉強をしている。もちろん、全体を網羅したテキストは重要で、ぼくは自分が理解できている箇所を再確認するために使っていたのですが、ほかの人を見るとそうではない。ただその内容をそのまま学習するだけだと、もったいないと思います。生徒はそれぞれ得手不得手があり、やるべきことは人それぞれ違います。受験勉強できる期間は限られているので、自分に足りないことを見極めて集中しなければ間に合いません。そこで必要なのは、集団指導ではなく個別指導だと思います。

樋口

そうなんです。学習スタイルは千差万別で、人によって全く違う。さらに、目標として設けたゴールによっても全く違うんです。うまくピントをあわせて学習していかないと、たとえ模試でA判定でも落ちることがある。100メートル走に出るのに、腕立て伏せばかりしている人はいませんよね。ゴールに向けて、最低限おさえておかなければならないことはなにか。それを明確にすることが、とても大事なんだと思います。

そこでスタディカルテLabでは、まず生徒さんにヒアリングをします。独自開発したフォーマットを使って生徒さんの学習状況を把握し、弱点を見つけていきます。次に、弱点を克服するにはなにが必要か、どんな風に学習を進めていけばいいのかを一緒に考えていく。その後、定期的なオンライン指導を通して生徒が自力では気付けないような課題を深掘りし、最適な解説と指導を繰り返していきます。

さらに、その内容をカルテとして「見える化」することで、生徒さんは今の自分の状況が客観的に確認できるし、具体的な課題も見えてくる。まさにSさんがご自身でやられていたように、その人、その人に最適化された学習スタイルをスタディカルテLabがお手伝いしながら構築していくということをやっているんです。

Sさん

なるほど。その人に最適化されたプログラムを組み、それに沿って学習を進めていくのですね。お話を伺って、スタディカルテLabはとても効率よく学力を伸ばしていくことができるサービスだと感じました。

樋口

ありがとうございます。わたしも実際にお話を伺って、自分たちの学習サービスが東大生の勉強法と通じる部分があることを確認できました。本日はありがとうございました!

自分の学習スタイルを確立するために

押さえておくべき3つのポイント

(1)普段の学習を振り返り、何が自分の弱点か、その克服に何が必要か、を具体的に絞り込む。
(2)曖昧な目標ではなく、期日を決めた具体的な目標を細かく設定する。
(3)自己評価だけでなく、模試などの客観的なフィードバックを定期的に入れる。

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