高校生の頃は勉強についていけていなかったDくん。高校卒業後、必死に勉強に取り組んでいたものの成績が伸び悩む状態が続き、1浪目の8月時点で偏差値40台でした。このままではまずいと悩んでいた時にスタディカルテLabと出会い、各科目の講師と教務チームのサポートを受けながらリスタートを切りました。そして、1年半後の2024年2月1日、第一志望の川崎医科大学に合格!直前までE判定でも、諦めずに勉強を続けたDくん。1年半前になぜスタディカルテLabへの入塾を決めたのかや、合格が決まった今の思いなど、これまでを振り返りながら詳しく語っていただきました。これからの医学部受験生の参考になれば幸いです。スタディカルテLabで学び始め、自己流の勉強法を脱却ースタディカルテLabに入塾するまでの状況と経緯を教えてください高校生の頃は、授業の内容がわからなかったこともあり、授業中はほとんど寝ていました。当時の偏差値は38くらいで、高3の全統記述模試では数学が0点だったこともあります。高校を卒業して1年目は、大手の医学部予備校に通っていました。自分なりに必死に勉強しているつもりだったんですが、偏差値がずっと40くらいで、全く成績が伸びず……勉強ができるようになる感覚も全然持てなくて……。「このままではまずい」と危機感を抱いていた時に、母がスタディカルテLabを見つけてくれました。1浪目の夏に体験授業を受けて、当時通っていた大手の医学部予備校は続けつつ、スタディカルテLabも併用することに決めました。浪人1年目はどの私立医学部も不合格だったものの、確かな手応えがあったので、浪人2年目はスタディカルテLabのみでの受講に切り替えました。ー今振り返ってみて、当時、成績が伸びなかった原因は何だと思いますか?一番の原因は、勉強の仕方が自己流になっていたことだと思います。原理を全く理解しないまま問題の丸暗記をしていたり、解説を読んでわかった気になっていたり。そのため、忘れやすく応用が効きませんでした。「この問題は暗記してないから解けない」なんてことを思っていました。1浪目の時に通っていた医学部予備校は、指定された範囲の問題演習をしてから授業を受けるというスタイルだったんですが、今思うと、よくわかっていないまま問題を解いていたのだと思います。その予備校も完全個別指導ではあったのですが、当時のその状況に対して、どの講師や教務の方にもあまり真摯に対応してもらえず……。深い関係を築けていなかったんです。結局、正しい勉強の方法に気付けないまま、淡々と時間が過ぎてしまっていました。ー当時の予備校では、個別指導の良さが生かされていなかったのですね。その後、スタディカルテLabの学習相談や体験授業を受けてみて、いかがでしたか?最初にスタディカルテLabで学習相談を受けた時に、学習プランナーの樋口さんが、僕が何に困っているのかや現状の勉強方法について丁寧に聞いてくれて、僕のレベルに合った教材や活用方法、勉強の仕方などを一緒に考えてくれました。「オンラインなのに、こんなに丁寧に対応してくれるんだ」って思って、とても印象に残っています。その後、各科目の体験授業を通して、これまでの自分の “理解” がいかに足りていなかったかがわかりました。どの科目の授業も説明がすごくわかりやすかったし、体験授業で化学現象の原理を教えてもらったり、英文解釈の仕方を教えてもらったりして、「今まで全然わかってなかったんだ!」ってことを痛感したんです。先生方に課題を分析してもらい、原理から解説してもらい、樋口さんに勉強の方法を教えてもらって、やっと正しい勉強の取り組み方を掴むことができました。その後は自己流の勉強に走ることもなくなり、授業を重ねる中でどんどんと成績の伸びを実感するようになって。どの先生とも深い関係を築くことができて、「先生の言うことを聞いておけば大丈夫!」という安心感が持てるようになりました。▼ Dくんの全統記述模試の成績推移 写真左:2022年8月(入塾前)、写真右:2023年10月(入塾から1年後)できない原因の分析と改善案、自分のための学習サポートースタディカルテLabのどのような点が気に入っていましたか?とにかく、どの先生も授業がとてもわかりやすかったです。自分のわからないことが、ひとつひとつ確実に埋まっていく感じがありました。それだけではなくて、できない原因を分析し、改善するための具体的なプランを、自分の現状に合わせて提案してもらえました。自学自習の仕方までサポートしてもらえることがとてもありがたかったです。あとは、授業後に板書を共有してもらえることも良かったです。授業中に板書を写す必要がないので、授業内容の理解に集中できました。板書は印刷することもできますが、僕はデジタルのまま、板書をiPadのノートアプリに貼り付けて復習していました。授業中に「なるほど!」と思ったことを、授業後に自分で板書に書き加えながら復習し、理解がとても深まりました。その後に演習問題を解くことで、インプットとアウトプットが繋がって、実際に解けるようになる実感が持てました。ーとてもいい勉強の仕方をしていますね! では反対に、オンラインならではのデメリットを感じたことはありますか?2浪目ということもあって、授業が終わった直後の静けさはちょっと寂しいかもしれません。が、思いつくデメリットはそのくらいです。スタディカルテLabには自習室はないので、僕は基本的に近所の有料自習室を利用して勉強していました。自宅だけで勉強していると集中力が切れてしまうので。授業を受けるときだけ自宅に戻ってくる感じでしたね。前の予備校では闇雲にがむしゃらに勉強していた感じだったんですが、スタディカルテLabではとにかく先生に言われたことを実直にこなしていた感じです。復習して、課題に取り組んで、質問して、授業で解説してもらって。1浪目の時と比べると、勉強の時間効率がかなり良くなったと思います。プロ講師の的確な指導で、成績の伸びを実感ー英語が伸びてきた、と実感できたタイミングを教えてください英語は、スタディカルテLabに入塾した時点では、読むスピードや構造把握力、解釈力、単語力、文法力など、さまざまな学力が全く足りていなかったみたいです。でも、何をどうすれば学力が伸びるのかわからなくて。木野内先生が、僕の状況を分析して、適した教材と活用方法を教えてくれて、僕のレベルにあった学習プランを用意してくれました。できないこと全部を一気にやるのではなくて、まずは文構造を掴む練習から指導してもらって、構造が掴めるようになってきてから文法・英文解釈に進み、最終的には長文読解や主題をまとめる教材などをオリジナルで用意してもらう感じで、ステップアップしていきました。特にこのオリジナル教材が、解釈力が伸びるきっかけになりましたね。浪人2年目の夏の第2回河合全統記述模試で偏差値が55を超えたくらいから、「英語のコツを掴んできたな」という実感がありました。▼ 木野内講師(英語)の板書ー数学が伸びてきた、と実感できたタイミングを教えてください数学は、まず風間先生に原理からしっかり教わって、基本を積み重ねられたことが良かったです。風間先生は数学の指導だけでなく、将来のことも一緒に考えてくれました。僕が落ち込んでいる時には楽しい話をしてくれて、すごく心の支えになっていました。ただ、数学の理解は深まっていたものの、入試問題になると手が止まってしまうことが続いていました。模試でも結果が出なくて、秋に過去問を解き始めた時も得点率は20%くらいでした。その後は上原先生と、徹底的に過去問演習に取り組みました。指定された過去問を授業までに解いて、事前に送っておいて、別解を含めた解法のアプローチを中心に指導してもらいました。数をこなすうちに、12月後半にようやく「こうやって解けばいいかな」と指針を立てられるようになって、問題を解ける感覚が掴めて、なんとか受験に間に合った感じです。1月に入ってからは、兵庫医科大学の過去問で60%、金沢医科大学で50%まで得点できるようになっていました。▼ 左 風間講師、右 上原講師(いずれも数学)の板書に、自分で書き込みながら復習ー化学が伸びてきた、と実感できたタイミングを教えてください化学の濱先生からは、授業で「どうしてそういう現象が起こるのか?」をわかりやすく教えてもらいました。例えば、弱酸の遊離や加水分解など、定義や原理をしっかり自分の中で理解できたことがすごく大きいです。原理を理解した上でひととおり問題演習に取り組んで、どこに苦手があるかを洗い出したら、濱先生が、僕の苦手な内容の克服に絞ったオリジナルプリントを用意してくれて、どんどん演習していきました。これがすごく効果的で、自分の苦手や理解の穴が一気に埋まっていく感覚がありましたね。化学の成績は、スタディカルテLabに入塾して半年後くらいでかなり伸びました。入塾当初(2022年夏)は偏差値50くらいだったのですが、2023年の第2回全統記述模試では偏差値60くらいに、最終的に第3回全統記述模試では偏差値65になりました。▼ 濱講師(化学)の板書ー生物が伸びてきた、と実感できたタイミングを教えてください生物は、1浪目の時はただ暗記して問題集だけやっとけばいいやという感じだったんですが、スタディカルテLabに入塾してからは、ストーリーで理解することができるようになりました。学習プランナーの樋口さんに教えてもらった自習しやすく理解しやすい市販教材を使って、まずは分野ごとに流れを掴みました。大筋を理解してから藤田先生の授業に臨んだことで、知識をより深く体系的に理解できたと思います。その後は岡田先生に、口頭試問など実践形式の授業をしてもらいました。理解型教材でストーリーを理解した後に、確認作業として問題集を解き、その中で苦手な範囲やわからなかったところを集中的に岡田先生に教えてもらって、さらに類題を用意してもらいました。この流れをするようになって、途中で伸び悩んでいた成績が伸びました。2023年の夏頃から、問題が解ける実感を持ち始めて、一気にコツを掴んだ感覚がありました。過去問でも、大学によっては満点近く取れるようになり、今年の川崎医科大学の入試本番でも7割以上正答できました。▼ 左 藤田講師、右 岡田講師(いずれも生物)の板書直前までE判定でも諦めず、掴んだ医学部合格ー合格が決まった今の気持ちを教えてください川崎医科大学の合格を知ったのは久留米大学の試験中だったのですが、合格したことに驚きすぎて初めは信じられませんでした。本当にびっくりしました。安堵が70%、喜び30%くらいで、時間が経つにつれてどんどん嬉しさが増してきましたね。ーこれから医学部受験を頑張る方々に向けて、メッセージをお願いします正しい方法でコツコツ勉強していたら、いつか絶対、志望校に合格できると思います。僕も成績は伸びてきてはいたものの、今年度ですら直前の模試ではほとんどがE判定でした。その時の偏差値は58くらいで、そんなに高くないし……。絶対に無理だと感じて絶望することもあるかもしれませんが、それでも、諦めずに頑張ってほしいです。ー改めて、合格おめでとう!ありがとうございました!医学部合格を叶えるために、まずは勉強方法の確認から入塾時は偏差値40台、直前の模試でもE判定の状態から、見事に川崎医科大学医学部の合格を勝ち取ったDくん。スタディカルテLab講師陣からの指導を受け始めて学習方法が大きく変わり、成績が急激に伸びた経緯が印象的でした。この時期、最終的な進路がどうなるかわからない日々が続いたり、この先1年どのように勉強していくかの方針が見えず、悩んでいる受験生・高校生は多いと思います。新しい塾や予備校に通うのか、それとも自学自習だけで乗り切るのか。これまで使ってきた教材や、取り組んできた勉強方法を見直す必要があるのかどうか。志望校に合格するために、いつまでに何をどのくらい勉強すればいいのか…そんな時は、スタディカルテLabにご相談ください。私立医学部・国公立医学部の受験に精通している専門の学習プランナーが、あなたの勉強や受験について、一緒に考え、アドバイスをお伝えします。(保護者の方からのご相談も承っております。)学習相談は初回30分が無料です。この機会にぜひご活用ください。また、スタディカルテLabは現在、新規受講生を募集しています。「医学部受験に詳しいプロ講師に学びたい」「集団授業より個別指導で受験勉強を進めたい」「志望校にピンポイントなカリキュラムで効率的に学習したい」という想いを持った方は、ぜひ一度体験授業を受講してみてくださいね。▼ 体験授業のお申し込みはこちらから。お待ちしております!合格体験記をもっと読む▶︎ 近畿大学医学部合格!大手予備校からオンライン個別指導に切り替えた波乱万丈の大学受験(Gくん)▶︎ 文系から再受験で島根大学医学部医学科に合格!理数の偏差値を+15以上伸ばした受験勉強(Yくん)▶︎ E判定でも諦めず、東京女子医科大学医学部に正規合格!(Aさん)▶︎ 共通テストでの失敗を乗り越え、1ヶ月で愛媛大学医学部医学科に逆転合格!(Mくん)▶︎ 夢に向かって東京農工大学農学部に合格!最大の悩みはトイレ問題(Nさん)▶︎ 早慶・難関大に大量合格の秘訣は適切な取捨選択にあり(Kくん)▶︎ 受験戦略で作戦勝ち!高3の12月から本格始動で立教大学に合格(Sさん)▶︎ 驚異のスピードで苦手科目を克服し、広島大学歯学部に総合型選抜で合格!(Cさん)▶︎ 劇的なスピードで偏差値30台から70台へ 慶應義塾大学(法・商)に合格!(Hくん)▶︎ 自宅で浪人×オンライン個別指導で、琉球大学農学部に合格!(Kさん)