いよいよ2025年の共通テストが目前に迫ってきました!「ついに来てしまった…ちゃんとできるだろうか……」と不安になっている人も多いのではないでしょうか。1週間という期間は「どうしよう」とオロオロしているうちにすぐに過ぎてしまいます。試験直前になって後悔しないためには、「やるべきことは全てやった」と言えるようこの1週間を過ごすことが大切になります。そこで今回は、「共通テスト1週間前」にどうやって過ごすべきかをお伝えします。この1週間を有意義に過ごし、当日最高のパフォーマンスができるようにしましょう!「新しいこと・特別なこと」はしないのが基本共通テスト前の過ごし方、といっても基本は「これまで通り」を心がけましょう。生活リズムや勉強リズムはできるだけ崩さず、いつもと同じように過ごすことが大切です。気合を入れようと家族で料理を食べに行ったり、新しく何かを始めたりすると、体調を崩したり、より不安感が強まってしまったりする原因になります。特に一番避けたいのが、「心配だからといって難しい問題や新しく問題集を始めてしまう」こと。できない問題や解法を今からマスターするのは大変ですし、何よりも今の時期は「できない」ということに対していつも以上に焦りを感じてしまいます。「この問題もできなかった……まだ手を付けていない部分がある……」とネガティブになってしまい、当日思うように実力が発揮できなくなってしまう可能性が高くなるので、むやみに新しいことに手を付けるのだけはやめましょう。勉強は復習中心ではどんな勉強をすればいいのかというと、「復習を中心とした、今までやってきた部分の見直し」です。これまでに間違えた部分や、暗記の不安な部分などを中心に見直しや解き直しをおこないます。この際に大切なのが「むやみに全部解き直しをしようとしないこと」。今さら全教科・全範囲の見直しを行うには無理があり、全部やろうとすると結局どれも中途半端になってしまいます。共通テストの直前期に大切なのは「分からない問題を理解する」ことよりも「ミスが多い問題を見極めて、早く正確にできるようにする」ことです。それを踏まえ、優先して解き直すべき項目を最初に明確にしておくと効果的です。英単語の総ざらい数学の微積分を中心に確認するこの問題集の3回以上間違えたものだけを解き直すなど、教科ごとに目標を決めておくと良いでしょう。模試の課題分析を振り返る今までやってきた共通テスト模試・予想問題パックを振り返り、その課題分析から「時間配分の確認」と「復習すべき分野の洗い出し」を行うのも効果的です。時間配分とは、「各大問で、何分で何点ぐらい得点したいのか」という戦略のこと。特に、点数は取れていても時間がかかってしまっている問題は要注意。「解ける問題だったのに、他の問題に時間を取られてしまって手を付けられなかった」ということのないよう、それぞれの問題の時間配分を意識した問題演習を行いましょう。また、模試を振り返って「ミスが多い分野」や「毎回よく失点している分野」などが発見できた場合、その分野も要復習です。この際も「分からない問題を理解」しようとするのではなく、「学習したつもりだったのに間違えてしまったもの」を重点的に解き直すようにしましょう。受験会場の下見・タイムスケジュールの確認受験会場に当日迷わず行けるよう、受験会場の下見と経路のチェックをしておきましょう。30分前には試験会場に到着できるスケジュールがベスト。下見をする際は、可能であれば大学などのキャンパス内のどこに受験会場となる建物があるかまで確認しておくと当日校内でまごつかずにすみます。また、事故や悪天候などで電車やバスが遅延する可能性もあるので、当日慌てないように何パターンかの経路とそれぞれの時刻まで調べておくようにしましょう。受験会場が遠い場合や、ある程度土地勘があってどこに行けばいいのかが分かっている場合は、Google Mapのストリートビューを活用するのもおすすめ。家にいながら経路が確認できるので、時間をより効率的に使えるでしょう。また、共通テストは各科目間に40分以上の休み時間があります。当日手持ち無沙汰になってしまわないよう、今のうちに休み時間の使い方も考えておくと良いでしょう。朝型の生活にする「共通テスト前であっても、今まで通りの生活を心がける」と言いましたが、生活リズムだけは別です。大体の人はすでに朝型で早寝早起きの生活リズムになっているとは思いますが、もう一歩踏み込んで当日起きる時間に合わせたスケジュールにしておくようにしましょう。「共通テスト当日も『いつも通り』に起きればOK」の状態に体内リズムを調節しておけば、当日寝過ごしてしまったり、突然の早起きで眠くなってしまうことを避けられます。テンションを上げる自分の今までの努力を発揮するためには、気持ちの面で負けないことも大切です。弱気になると予想外のアクシデントに弱くなってしまうので、ポジティブになれるよう合格後のイメージだけを心に描いたり、お気に入りのお菓子を間食用に準備したりしておくと良いでしょう。また、当日持っていくものとして、お守りや愛用していたお気に入りの参考書なども忘れずに。その参考書を使わないとしても、「自分はこれだけ頑張ったんだ」と思えるものが手元にあると心の支えになります。持ち物は前日までに準備いざというときにすぐに買いに行けるよう、持ち物は前日の昼、まだお店が空いている時間までに準備しておきましょう。《試験当日の持ち物リスト》受験票・写真票学生証(身分証明証)筆記用具(鉛筆(H/F/HB)と鉛筆削り器・消しゴム数個)時計スマホ交通費と予備の現金マスク・ハンカチ・ティッシュ問題集や参考書飲み物・昼食・おやつカイロ(必要に応じて)マフラーや手袋(必要に応じて)当日来ていく服も、天気に合わせて何パターンか組み合わせを考えておくと良いでしょう。室内の気温に合わせて脱ぎ着できる、薄手のカーディガンなども持っていくと便利です。また、いくら万全に準備したつもりでも何かを忘れてしまうこともあります。お金は多めに持っていき、もし当日筆記用具などを忘れてもコンビニで購入できるようにしておきましょう。自分の努力を信じて受験に臨もう!共通テスト前は、いつも通りの生活をしながら失点しがちな部分を復習しておきましょう。より安心して受験できるよう、生活面でも勉強面でも「不安になりそうな部分を潰しておく」ことが大切。あと1週間、「できることは全てやった」と言えるよう、万全の状態で挑めるように準備しましょう!LINE公式アカウントで学習相談をお受けしています!共通テスト後には、国公立二次試験や私立の一般受験が控えています。「共通テスト後にどうしたらいいかわからない」「センターリサーチをどのように見ればいいかわからない」と、最後だからこそ迷ってしまう人もいるのではないでしょうか。スタディカルテLabでは、30分の無料学習相談を受け付けています。プロの学習プランナーが丁寧なヒアリングをおこない、アドバイスをするので、志望校選びに悩んでいる方や自分の学習計画に迷っている方も安心して勉強を進められますよ。ご相談は、スタディカルテLabの公式LINEアカウントからお気軽にお声がけください。共通テストに関するその他の記事はこちらから。気になる方はぜひご覧ください。▶︎ 【国公立大学医学部】共通テストの合格ボーダーランキング(2024年度入試最新版)▶︎ 共通テスト利用選抜を実施する私立医学部一覧 【2025年度版】▶︎ 共通テストリサーチから二次試験までの1ヶ月をどう過ごす?逆転合格を目指すための志望校選定・過去問活用法