医学部完全特化型 オンライン個別指導塾

ハイレベルな受験生が集まる私立医学部の受験。その中でも「慶應義塾大学 医学部に特化した対策」にはどのようにして取り組んでいけばいいのでしょうか?
この記事は、スタディカルテLabの教務チームが、慶應義塾大学 医学部の入試問題から読み取れる出題傾向を分析したものです。慶應義塾大学 医学部の入試傾向が、他の医学部とどのような違いがあるのかを理解し、現時点の学力から精度の高い対策を進めていくための参考にしてみてください。
慶應義塾大学 医学部
種別
私立大学
地域
関東エリア
学費
〜2,500万円
再受験寛容度
厳しい
男女比率
男7:女3
※ 再受験寛容度:近年の入学者の統計データから、22歳以上の受験生の合格率に基づいて分類しています。
※ 男女比率:近年の入学者の統計データの男女比に基づいて分類しています。
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私立医学部 2027
受験カレンダー

慶應義塾大学は、東京都にある日本の私立大学です。1858年に福沢諭吉が開いた蘭学塾をルーツに持ち、歴史のある私立医学部です。医学部の創立には北里柴三郎が尽力し、初代医学部長に就任しました。主に「慶應」や「慶応」、医学部は「慶医」とも略称されます。私立医学部の御三家「慶應義塾大学」「東京慈恵会医科大学」「日本医科大学」のひとつで、東京大学理科Ⅲ類の受験生が併願することも多く、医学部受験の中でもトップクラスの受験生が集まります。
東京都港区三田二丁目15番45号に位置する三田キャンパスに本部を置き、1年生は神奈川県の日吉キャンパスにて他学部生と一緒に教養科目を履修します。医学部の2〜6年生は慶應義塾大学病院がある信濃町キャンパスで学びます。医学部、看護医療学部、薬学部など、他の医療系学部と連携した多職種教育が充実しています。また、第3学年に設定されている「自主学習」という科目も特徴のひとつであり、学生が自分で選択したテーマの研究に取り組みます。
(参考:自主学習|慶應義塾大学 医学部・医学研究科)

配点は年度によって変更されている可能性があります。必ず最新の募集要項で確認してください。理科比率:200/500 40.0%
一般選抜合格最低点:319/500(2024年度 / 一次試験) 63.8%
再受験寛容度:厳しい
面接:配点不明 / 個人面接
小論文:試験時間60分 / 配点不明(2025年度)
学費:22,419,600円(2025年度 / 6年間の総額)
慶應義塾大学医学部医学科の募集人員は66名(2024年度)とされています。そのほか、慶應系列高校からの内部進学者(40名程度)を合わせて、毎年110名ほどが医学部に入学します。
本記事では一般選抜の概要をご紹介します。
慶應義塾大学医学部医学科の一般選抜では、第1次試験で数学、英語、理科2科目が課されます。配点は数学と英語が150点、理科2科目で200点です。合格者のみ第2次試験として小論文と10分程度の個人面接が実施されます。
慶應義塾大学医学部は、東大理科Ⅲ類や東京科学大学医学部(旧 東京医科歯科大学)を志望している受験生が併願することも多く、受験生のレベルが非常に高い試験となっています。粒揃いの良問が出題され、対策の有無で差がつく内容です。
▼ 医学部の合格最低点推移(第1次試験)
年度によりますが、合計得点率は65%以上を目指したいところです。70%の得点率に達すると合格安全圏といえるでしょう。ただし、2017年度や2021年度のように大幅に難化している年度もあるので注意が必要です。
2024年度 | 2023年度 | 2022年度 | 2021年度 | 2020年度 | 2019年度 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
第1次試験合格最低点 | 319/500 | 315/500 | 308/500 | 251/500 | 303/500 | 303/500 |
数学 | 英語 | 物理 | 化学 | 生物 | |
|---|---|---|---|---|---|
問題の難易度 | 標問と難問の混合型 | 標問と難問の混合型 | 標問と難問の混合型 | 標問と難問の混合型 | 難問中心 |
目標得点率 | 60〜70% | 65〜75% | 65〜75% | 70〜80% | 60〜70% |
試験時間 | 短い | 短い | 短い | 短い | 短い |
その他 | 近年は解きやすい出題が目立つが、それでも時間内にすべての大問を完答するのは困難。微積分や式と曲線などの分野から難問が出題されやすく、対策が必要 | 読解量・記述量が多く、全体的にハイレベルな内容。和文英訳、英文和訳、内容説明などの記述問題で差がつく。自由英作文は100語程度での意見論述が出題 | 見慣れない問題に対する考察力・思考力が求められる問題が多い。多角的・定性的に捉える力が必要。細かな知識問題や、複雑な答えを求める計算問題も多い | 近年は易化傾向。重たい計算問題、理由説明の論述問題、描図問題などが出題され、実力差が出る内容。見慣れない実験考察問題の誘導に慣れておくと差がつく | 難しめの実験考察と論述問題が中心。他の私立医学部の入試傾向とは大きく異なることに注意。旧帝大・東京科学大・慈恵などの過去問も参考に対策を |
◆ 他学部との比較:医学部固有問題
大問4題構成です。2022年度以降、空所補充形式で答えのみを記す記述式です。過去には記述式の証明問題も出題されていました。試験時間は100分です。
◆ 問題難易度:標問と難問の混合型
例年、試験時間に対する問題量が多く、4題中1〜2題は難問も出題されています。しかし、直近の2023〜2024年度に関しては、私立最難関の医学部にしては比較的解きやすい問題セットでした。以前よりも標準レベルの問題を素早く正確に解き切る学力が要求されているようです。問題量・計算量に対して試験時間が厳しく、時間内に合格ラインをクリアすることが難しい試験です。
大問1は小問集合が3題(直近では2022年度のみ4題)です。比較的解きやすい問題が多く、ここでの失点はなるべく避けたいところです。素早く処理し、後半の難しめの問題を解くために時間を残しましょう。
大問2は、確率、数列、極限からの出題が多く、確率漸化式が頻出です。なお、2021年度は大問でデータの分析が出題されたため、戸惑った受験生も多かったと思われます。
大問3と大問4は、微積分、図形と方程式、式と曲線といった、関数や図形的な考察を必要とする問題が中心です。難問も含まれやすく、サイクロイドやカテナリーといった差がつくテーマからの出題や、対称性などの計算量を減らすための工夫、分野を横断した総合的な解法判断、図形的なセンスなども要求されています。
◆ 目標得点率:60〜80%
数学は年度によって難易度が変動しやすい科目です。目安として60%以上の得点率を目標に取り組んでみてください。易化した2023〜2024年度は、70%以上の得点率を目指しましょう。
まずは、時間をかけてじっくり問題を解き、解法の選択や工夫すべき点を踏まえた上で、この問題は時間内にどこまで解答するべきか、何分で解かなければならないか、を考えることから取り組んでみてください。
◆ 試験時間:短い
試験時間は非常に短く、すべてを完答することは難しいでしょう。計算の工夫や、差がつくテーマの対策が必須です。約半分ほどの解きやすい問題を素早く処理して完答を狙い、残り半分の解きにくい問題にどれだけ対応できるかで差がつくでしょう。
◆ 取捨選択:必要
試験時間が短いため、基本的には取捨選択が必要です。特に後半の大問には、難しめの問題や、試験時間内に解答することが大変な問題が目立ちます。年度にもよりますが、前半2題で多少時間がかかっても完答を目指し、後半2題では部分点狙いになることが想定されます。試験時間内の得点を最大化させるため、時間内にどの問題をどこまで解くべきかを判断できるようにしましょう。
◆ 頻出分野:微積分、式と曲線、図形と方程式、場合の数・確率、数列
慶医の対策には、過去問分析が必須です。大問2では確率、数列、極限を中心とした出題が目立ち、大問3〜大問4では微積分、図形と方程式、式と曲線を中心とした出題が目立ちます。合格ラインをクリアするには難問もある程度は解ける必要があります。例えば、2024年大問4の空間図形、2023年大問4の複数の円が接することで決定する図形量の最大値、2022年大問3のサイクロイドの応用、2022年大問3の4次関数の変曲点や曲線の長さなどは、差がつく難しめの問題といえます。これらのような問題では、ただ過去問を解くだけではなく、解法研究が重要です。時間内に合格ラインをクリアするにはどうすればいいかを考えておきましょう。2025年度入試の小問では、確率分布に関する問題も出題されています。
◆ 他学部との比較:医学部固有問題
試験時間は90分で、記述式です。2022年度以降は、長文読解2題と自由英作文1題の大問3題構成が続いています。2021年度以前は、長文読解3題と自由英作文1題の4題構成でした。
◆ 問題難易度:標問と難問の混合型
難関国公立大学のような、ハイレベルな読解力・語彙力・記述力が求められます。2022年度以降は、700〜900語程度の長文読解が2題と、100語程度の自由英作文が出題されています。2024年度は英文が1000語を超えるボリュームとなり読解量が増えたので、今後も注意が必要です。
大問1と大問2の英語長文に関しては、医学系テーマに限らず、環境問題や自動運転などさまざまなテーマから出題されています。内容自体はわかりやすいものが多いものの、一部に見慣れない単語も含まれています。また、和文英訳、英文和訳、日本語・英語での内容説明、空所補充、内容一致問題、整序問題など、さまざまな形式で英語力が問われます。英語・日本語での記述量が非常に多く、本格的な記述対策が必要です。和文英訳については、下線部以外にも英訳のヒントとなる部分があることも多いため、文章全体を読み、英訳に使えそうな表現がないかを確認しながら取り組みましょう。
大問3の自由英作文は100字程度で、「在宅勤務について」「新しい技術が医師に取って代わるか」などのテーマが出題されています。中には、「慶應義塾大学への入学を認められる理由」など、初見では書きにくいテーマも出題されています。看護医療学部でも医学部と同じようなテーマの出題があるので、看護医療学部の出題内容もチェックしておきましょう。2018年度は、自由英作文が英語長文問題に含まれる形で出題されていました。また、2019年度と2021年度は、他の大問の英語長文と関連した内容が問われました。英文を読解してから解答することになるので、時間配分に注意しましょう。
◆ 目標得点率:60〜80%
年度によりますが、65%以上の得点率を超えたいところです。可能であれば70%以上の得点率を目指しましょう。高い英文読解力が必要となるほか、英文和訳、和文英訳、内容説明、自由英作文などを手際良く解答しなければなりません。記述対策で差がつく試験であるため、学校の先生や塾の講師など、第三者からの添削指導を受けておくことを推奨します。
◆ 試験時間:短い
試験時間に対して読解量・記述量が多く、時間が足りないと感じる受験生が大多数でしょう。長文読解は1題あたり35分、自由英作文は15分を目安に解答することを意識し、時間配分に注意して取り組んでください。
◆ 取捨選択:不要
じっくり考える時間はありません。時間の許す限りすべての問題に解答し、部分点を狙いましょう。とはいえ、難しい記述問題や、長文読解での内容一致の選択問題など、時間がかかってしまうこともあります。状況によっては一旦解答し、次の問題に進みましょう。
◆ 医学部固有テーマ:少なめ
医学系テーマも出題されていますが、特段の偏りは見られません。主には時事的なテーマから幅広く出題されている印象です。論説文やエッセイなど、さまざまなテーマの長文に触れておきましょう。英作文では「慶應義塾大学医学部に入学を認められる理由」「コラムニストの立場で新聞の投書に対して回答する」「日本の若者に留学意欲が低いことの理由」などユニークな出題がされています。普段から、自分なりの考えをまとめる習慣をつけておきましょう。
◆ 他学部との比較:医学部固有問題
物理は大問3題構成で、全問記述式です。大問1は小問集合です。試験時間は理科2科目で120分であり、1科目あたり60分を目安に解答することになります。
◆ 問題難易度:標問と難問の混合型
標準的な難易度の問題と難しめの問題が混在する形で出題されています。試験時間における問題量・総合難易度を考えると、合格ラインに到達するには相当な学力が必要です。
大問1の小問集合は、原子を含めた全範囲からまんべんなく出題されています。知識問題が中心で、解きやすいものもあれば、細かな知識が要求されるものもあります。2023年度の空気分子のモル数や、2022年度のボーアの量子論など、盲点になりそうな知識問題や解きにくい問題も散見されます。
大問2と大問3は、力学と電磁気からの出題が中心ですが、他分野との融合問題が出題されることもあります。見慣れない実験や身近な物理現象などを題材に、思考力が試される出題が目立ちます。誘導の意図を汲み取り、実験結果に基づいて論理的に推定し、要点を押さえた論述やグラフで表現することに慣れておきましょう。単純に入試問題を解くだけではなく、物理現象をきちんと理解し、多角的・定性的に捉える力が必要です。近似式を用いた計算や、結果が複雑になる計算も多いため、数学的な計算力や情報処理力も高めておきましょう。
◆ 目標得点率:60〜80%
年度によりますが、65%以上の得点率をクリアしたいところです。物理が得意な受験生であれば、他の受験生が得点できる問題を素早く処理し、難しめの問題にも取り組むことで、75%以上を目指せるでしょう。完答を目指すべき問題と半分解くだけでも十分といえる問題が混在していることに注意しましょう。
◆ 試験時間:短い
考察力が求められる問題や、計算が煩雑な問題が含まれているので、すべての大問を完答することは厳しいでしょう。時間内に目標得点率をクリアするには、重たい計算を素早く正確に処理できる計算力、見慣れない問題に対応できる思考力・応用力、時間内に得点率を最大化するための状況判断力などが重要となります。
◆ 取捨選択:必要
時間内に解くのが大変な難問や、計算に時間がかかる問題が出題されています。約60分の試験時間内に目標得点をクリアするために、解ける問題 / 解かない問題を見極め、取捨選択を意識しながら取り組んでください。
◆ 頻出分野:力学、電磁気、熱力学、波動、原子
小問集合もあり、原子を含めた全範囲から出題されています。どの分野についても十分に理解を深め、数値なども含めた細かい知識まで押さえておきましょう。力学や電磁気を中心とした見慣れない出題にも対応できるよう、過去問演習を通して「どのような学力が要求されているか」を確認しておきましょう。
◆ 他学部との比較:医学部固有問題
化学は大問3〜4題構成で、全問記述式です。2022年以降、大問1が小問集合となっています。試験時間は理科2科目で120分であり、1科目あたり60分を目安に解答することになります。
◆ 問題難易度:標問と難問の混合型
基本〜標準レベルの問題から、難しめの実験考察問題まで、幅広く出題されています。
大問1の小問集合は、教科書レベルの基本的な知識で解ける問題が多い傾向にあります。素早く満点を狙いたいところです。
大問2〜大問4は、理論・有機を中心に、融合問題も多く出題されています。理論からは途中過程を書く難しめの計算問題、有機からは高分子も含めた複雑な構造決定問題が目立ちます。また、理由説明の論述問題、描図問題などが出題されていることが特徴で、旧帝大レベルの国公立大学のような記述対策が必要です。特に論述問題は字数制限がない問題も多く、要点を押さえた記述力が求められます。学校の先生や塾の講師から添削指導を受けておくことを推奨します。
また、1題は見慣れない実験考察問題が出題されることも特徴のひとつです。2024年度大問3の気体の膨張率、2023年度大問2のシアン化物イオンと浸透圧、2022年度大問2の摩擦起電機といった問題が該当します。このような実験考察問題は、化学現象の理解に基づいて、与えられた問題文や図・グラフなどのデータを読み取り、論理的に考察する力が必要です。一般的な入試問題集では手薄になりやすいため、特化した対策を立てておきましょう。
◆ 目標得点率:60〜80%
易化した2024年度を除くここ数年の難易度であれば、70%以上の得点率が目安となります。実験考察問題などの難しめの問題を攻略することができれば、80%以上の得点も可能でしょう。受験生の学力レベルを考えると、難易度は高いとはいえ高得点勝負になることが予想されます。十分に過去問分析をおこない、実験考察問題への対応力や記述問題の完成度を高めることで差がつくでしょう。
◆ 試験時間:短い
計算問題や構造決定問題は重たい問題が多く、実験考察問題にも時間がかかるであろうことから、すべての問題を解くには試験時間は短いと感じる受験生が多いでしょう。理論計算と構造決定問題を素早く正確に解き、難しめの問題や実験考察問題に時間を残すことを目指しましょう。
◆ 取捨選択:必要
目標得点率を超えるには、時間配分に注意が必要です。大問1の小問集合は5分程度、大問2と大問3は25〜30分を目安に解答しましょう。各大問とも、標準レベルの問題は目標時間内にひととおり解き切り、難しめの問題については適切に取捨選択をおこないましょう。
◆ 頻出分野:理論、有機、無機
すべての分野から出題される傾向にあります。理論は、反応速度や化学平衡、酸化還元、電気分解、酸と塩基、溶液などが特によく出題されています。無機の出題は相対的に少ないものの、錯イオンや金属陽イオンの分離などが出題されていて、理論計算との融合問題が多く見られます。有機は、芳香族化合物などの構造決定問題の他、油脂、アミノ酸、糖などの天然高分子や合成高分子も頻出です。また、実験に関する問題が多いため、有名な実験の方法や実験器具の使い方は押さえた上で、過去問演習を通して初見の問題についても対処法を掴んでおきましょう。年度によっては原子量、アボガドロ定数、気体定数などが与えられない場合もあるので注意しましょう。
◆ 他学部との比較:医学部固有問題
生物は例年3題構成で、全問記述式です。試験時間は理科2科目で120分であり、1科目あたり60分を目安に解答することになります。
◆ 問題難易度:難問中心
標準〜難しめの実験考察問題と論述問題が中心です。他の私立医学部とは傾向が大きく異なるため、特化した対策が必要です。単純な知識問題は少なく、字数指定のない論述問題が多く出題されています。年度によっては計算問題や描図問題もあり、教科書内容を超えた発展的な研究をテーマとする問題も見られます。リード文や図表などのデータから読み取れることの論述だけでなく、実験の意義の説明、実験内容の評価、矛盾点の指摘など、多角的に問われます。
対策にあたっては、東京大学、京都大学、大阪大学のような旧帝大や、東京科学大学(旧 東京医科歯科大学)、東京慈恵会医科大学などの入試問題が参考になるでしょう。試験時間・問題量・記述量・難易度などを総合的に踏まえると、最難関レベルといえます。大部分を占める実験考察問題と論述問題の完成度が合否を分けるでしょう。
◆ 目標得点率:60〜70%
年度によりますが、60%以上の得点率を目指しましょう。実験考察問題の対策次第では70%以上の得点も可能でしょう。限られた時間内で実験考察問題の意図を理解し、要点をまとめて論述できるよう、徹底したトレーニングが必要です。信頼できる学校の先生や塾の講師から添削指導を受けておくことを推奨します。
◆ 試験時間:短い
問題量・記述量・難易度などを考えると、60分の試験時間は非常に短く感じるでしょう。知識問題や典型的な計算問題は素早く解答し、実験考察も素早く解くために、日々の学習で読解力・情報処理力・思考力を高めておきましょう。論述問題は生物現象や実験の意図などについて要点をまとめて記述する習慣をつけておくと良いでしょう。
◆ 取捨選択:必要
試験時間が短いため、状況に応じた取捨選択が重要です。単純計算では大問1題あたり20分以内で解答することになりますが、大問によっては解きにくい難問や、時間をかけて完答を狙いたい問題もあるので、試験時間内に得点を最大化するには柔軟な対応が必要となります。
◆ 頻出分野:遺伝情報、動物の反応、生殖・発生、細胞、進化・系統
動物の反応、体内環境、遺伝情報、発生・生殖など、医学部で出題されやすい分野からの出題が多い傾向にあります。とはいえ、植物生理や生態が出題された年度もあるので、どの分野もまんべんなく対策をおこなっておきましょう。また、ここ数年、進化・系統に関連するテーマの問題が多く見られます。菌類・細菌類などの出題も目立つので注意が必要です。分類、進化、生活環などは押さえておきましょう。
本記事では、慶應義塾大学医学部の傾向と対策をご紹介しました。
慶應義塾大学医学部への進学を考えている人の中には、順天堂大学医学部、東京慈恵会医科大学医学部、日本医科大学医学部、自治医科大学医学部、昭和医科大学医学部、東京医科大学医学部、東邦大学医学部などと比較検討している方も多いのではないでしょうか?
偏差値が近い私立医学部であるとはいえ、大学によって、教科ごとの配点や出題傾向などは大きく異なります。各大学の出題傾向を参考に、志望校の選定や対策に取り組むことをおすすめします。
以下のページで、各大学の出題傾向や、教科別の配点・分析を詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
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