医学部完全特化型 オンライン個別指導塾

ハイレベルな受験生が集まる私立医学部の受験。その中でも「獨協医科大学 医学部に特化した対策」にはどのようにして取り組んでいけばいいのでしょうか?
この記事は、スタディカルテLabの教務チームが、獨協医科大学 医学部の入試問題から読み取れる出題傾向を分析したものです。獨協医科大学 医学部の入試傾向が、他の医学部とどのような違いがあるのかを理解し、現時点の学力から精度の高い対策を進めていくための参考にしてみてください。
獨協医科大学 医学部
種別
私立大学
地域
関東エリア
学費
〜4,000万円
再受験寛容度
普通
男女比率
男6:女4
※ 再受験寛容度:近年の入学者の統計データから、22歳以上の受験生の合格率に基づいて分類しています。
※ 男女比率:近年の入学者の統計データの男女比に基づいて分類しています。
▶︎【私立医学部 合格体験記2026】小さな弱点も見逃さない指導と信頼関係の中で掴んだ、獨協医科大学医学部合格!(Bくん)
獨協医科大学は、栃木県下都賀郡壬生町北小林880に本部を置く日本の私立大学です。主な略称は「獨協医大」。1973年に開学した長い歴史と伝統を持つ医科大学であり、医学部・看護学部が設けられています。2025年8月に創立50周年を記念した総合教育研究棟が竣工し、図書館・個人学習室・メディカルギャラリーが新設されました。
「クサビ型教育カリキュラム」と呼ばれるカリキュラムに特徴があり、基礎医学・臨床を一貫して段階的に学ぶことができます。他にも、第1学年から大学病院や学外施設での地域医療早期体験実習「コミュニティヘルスインターンシップ(CHI)」や、主体的な学習能力と臨床推論力を養うための「PBLテュートリアル(問題解決型学習)」などがあり、さらに、国際的視野を養うことを目的にフィリピンやアメリカ、ドイツなどでの海外研修についてもサポート体制が整えられていることも特徴です。

配点は年度によって変更されている可能性があります。必ず最新の募集要項で確認してください。一次試験理科比率:200/400 50.0%
合格最低点:非公開
再受験寛容度:普通
面接:15分程度 / 個人面接
小論文:段階評価 / 60分
学費:37,300,000円(2026年度 / 6年間の総額)
獨協医科大学医学部の入試方式には、一般選抜(前期)、一般選抜(後期)、学校推薦型選抜、総合型選抜など、複数の形があります。2025年度から一般選抜の共通テスト利用選抜は廃止され、一般選抜(後期)の定員が増えることになりました。また、一般選抜や学校推薦型選抜には、栃木県や新潟県などの地域枠が設けられています。
上記のグラフ・表には、最も募集人員の多い一般選抜(前期)の配点を記載しています。例年、一般入試(前期)の第1次試験は1日目と2日目の2日程が設けられていることが特徴で、両日受験をした場合は4科目の合計点が高得点となる日の数値で判定されます。また、第1次試験では各科目の採点結果が標準化され、素点ではなく相対得点(標準的な得点分布に変換した数値)で判定されます。
2026年度入試では、獨協医科大学は一般選抜の日程を大きく後ろ倒しをして、2026年2月11日、12日が一次試験になる予定です。
第1次試験は全科目マーク式で、試験時間が非常に短く、一部には考察力が求められる難問も出題されています。最終的に、400点満点の第1次試験と、小論文と面接の第2次試験と調査書の総合評価で合否が決まります。
小論文は、60分の時間で課題文の内容を200字以内で要約し、その内容を踏まえて自分の考えを400字以内でまとめる形式になっています。過去には、医療系のテーマだけでなく、仕事のゴールやリーダーシップといったテーマからも出題されているので事前に準備をしておきましょう。
面接は、面接官3名に対して、受験生1名の個人面接です。10分〜20分ほどの時間で事前に記入する自己申告カードの内容から深く掘り下げられて質問されます。2026年度に変更されたアドミッションポリシーは熟読しておきましょう。
※ 以下の教科別分析に記載している目標得点率は、問題の難易度等からスタディカルテLabで予想した数値です。合格最低点が大学側から公表されておらず、標準化された相対得点で判定されるため、記載の数値はあくまで予想値であることをご理解の上、ご参考ください。
数学 | 英語 | 物理 | 化学 | 生物 | |
|---|---|---|---|---|---|
問題の難易度 | 標問と難問の混合型 | 標問と難問の混合型 | 標問と難問の混合型 | 標問と難問の混合型 | 標問中心 |
目標得点率 | 60〜80% | 60〜80% | 60〜80% | 60〜80% | 60〜80% |
試験時間 | 短い | 短い | 短い | 短い | 短い |
その他 | 全問マーク式。確率、ベクトル、数3の微積分からの出題が多い。試験時間が非常に短く、目標得点を意識した取捨選択が必要 | 全問マーク式。試験時間に対し英文量が非常に多い。後半の文法・語彙問題をスピーディーに解答し読解に時間を残せるかが勝負 | 全問マーク式。原子を含め全範囲からまんべんなく出題。状況を説明するリード文や問題文が長く、試験時間を意識した対策が必要 | 全問マーク式。計算問題、知識問題、正誤問題など、さまざまな形式で出題。まんべんなく出題されるが、特に理論分野は頻出 | 全問マーク式。実験考察問題や計算問題もよく出題されている。生態や植物からも出題されており、全範囲まんべんなく対策が必要 |
◆ 他学部との比較:医学部固有問題
医学部固有問題で、例年大問4〜5題構成です。試験時間は60分です。2021年度以降は大問4題の出題が続いていますが、1つの大問が2つのテーマに分かれていることもあります。全問マーク式です。
◆ 問題難易度:標問と難問の混合型
試験時間に対して問題量が非常に多いことが特徴です。センター試験や共通テストと同じような、誘導に従って空所を埋めていく形式のマーク問題が多く出題されています。基本的には解きやすい問題から始まり、進むにつれて難しくなる傾向にあります。難しめの問題が出題されることもありますが、そこでは差がつかないでしょう。時間内に解くべき問題の取捨選択と、標準レベルの問題を素早く確実に点数する情報処理力で差がつきます。計算力が求められる問題も多く、計算ミスは致命傷になります。日頃から速く正確に計算できるようトレーニングを重ねておきましょう。
◆ 目標得点率:60〜80%
年度によりますが、得点率60〜65%以上が目安になります。数学が苦手な受験生は50%をなんとかクリアして、他教科でカバーしましょう。合否判定時には標準化された得点に変換されるので、年度によって、試験時間内に解くべき問題、できれば解きたい問題、解けなくてもいい問題の見極めが重要です。
◆ 試験時間:短い
大問4題で試験時間60分です。試験時間は非常に短いと感じる受験生が多いでしょう。大問1題あたり10〜15分を目安に解き進め、時間がかかりそうな場合は次の問題に移りましょう。残りの時間で解けそうな問題に戻って解くようにしてみてください。
◆ 取捨選択:必要
取捨選択が重要となる出題内容です。一部に解きにくい問題が見られるので、解法が思い浮かばない問題や時間がかかりすぎる問題はスキップして、取れる問題で確実に得点を稼ぎましょう。一方で、解けない問題があっても次の問題を解くのに支障がない場合もあるので、設問の流れに注意して取り組んでください。
◆ 頻出分野:場合の数・確率、ベクトル、微積分
幅広い分野から出題されていますが、確率とベクトルからそれぞれ大問で出題されることが多く、微積分からの出題も多いです。複数分野を組み合わせた融合問題も出題されているため、まんべんなく対策をしておきましょう。数3の微積分の分野で計算力が求められる問題が多いので、解答時間を意識した計算トレーニングを重ねておきましょう。他にも、楕円などの平面上の曲線や複素数平面からも出題されています。また、新課程の数Bに含まれる統計的な推測も試験範囲に含まれているので、今後の出題に注意が必要です。
◆ 他学部との比較:医学部固有問題
医学部固有問題で、例年大問4題構成です。全問マーク式で、試験時間は60分です。
◆ 問題難易度:標問と難問の混合型
例年、大問構成は変わらず、大問1と2が読解問題、大問3が整序問題、大問4が4択の文法・語彙問題となっています。
大問1はAとBに分かれており、それぞれ600〜700語前後の長文を読んで、空所補充や内容説明問題、内容一致問題などに解答する形式です。本文と選択肢を含めてかなりの英文量を読む必要があるので、速読力が非常に重要となります。
大問2は、2022年度入試まではA〜Cの3つに分かれており、会話文問題、文整序問題、長文中での空所補充問題が出題されていました。2023年度は、A〜Bの2つとなり、文整序の問題がなくなりました。大問2は、前後の文脈を読み取った上で適切な流れになるように空所を補充する問題です。文脈や会話の流れを掴む力が必要です。
大問3は整序問題が出題されています。標準的な知識で解ける問題とはいえ、9つの選択肢を並べ替えるため、正確な語彙力と文法力が必要です。過去問や整序問題用の問題集で訓練しておきましょう。
大問4は文法・語彙の4択問題です。例文の日本語が与えられているので、文法と語彙の知識があればスピーディーに解答可能です。得点源にできるよう、4択系の問題集などで日頃から知識のインプットをおこなっておきましょう。
◆ 目標得点率:60〜80%
最終的には得点が標準化されるためあくまでも目安ですが、70〜75%程度を目指しましょう。オーソドックスな出題が多いため、英語が得意な受験生の場合は80%以上の得点も可能でしょう。特に大問3〜4の文法・語彙について解ける問題で落とすことのないよう、過去問演習を通して穴を見つけ、苦手分野は重点的に対策しておきましょう。
◆ 試験時間:短い
60分の試験時間に対して読解量が多く、試験時間に余裕はありません。まずは知識で解ける大問3〜4を手際良く解答し、残りの時間で読解問題に取り組むと良いでしょう。大問3〜4を10分程度で解き切ることができれば、心理的にあまり焦らずに長文が読めます。
◆ 取捨選択:必要
取捨選択はせず試験時間内に全問まんべんなく解答したいところです。ただし、長文読解の内容一致問題などで時間がかかりすぎる場合は、後回しにしましょう。
◆ 医学部固有テーマ:少ない
医療系に限らず、さまざまなテーマの長文が出題されています。「哲学」「社会学」「環境」など、さまざまなジャンルの英文に触れておきましょう。会話文も過去問演習などで慣れておきましょう。
◆ 他学部との比較:医学部固有問題
医学部固有問題で、例年大問5題構成です。大問1が小問集合で、残りは独立した大問となっています。試験時間は理科2科目で120分であり、1科目あたり60分を目安に解答することになります。すべてマーク式です。
◆ 問題難易度:標問と難問の混合型
基本〜標準レベルの問題が中心です。例年、各大問が4つの小問に分かれており、合計20問に解答しなければならず、試験時間に対する問題数が多いことが特徴です。小問集合以外の大問は段階的に設定が追加されていく形式ですが、前半の問題が分からなくても後半の問題が解ける場合もあるので、粘り強く取り組みましょう。年度によっては発展的なテーマが扱われることもあります。状況を説明するリード文や問題文が長いものもあるので、日頃から試験時間を意識した問題演習をおこなっておきましょう。
◆ 目標得点率:60〜80%
最終的には得点が標準化されるためあくまでも目安ですが、合格のためには70%程度の得点を確保したいところです。解きやすい年度や、物理が得意な受験生の場合は、75%以上も到達可能でしょう。標準的なレベルの問題を速く正確に解くことを日々の学習で意識してください。
◆ 試験時間:短い
問題量が多く、1科目あたり約60分で解くには試験時間が短い年度が多いです。典型問題を素早く解けるようになった上で、大問1題あたり10分強を目安に過去問演習に取り組んんでおきましょう。
◆ 取捨選択:必要
多くの場合、取捨選択が必要となるでしょう。過去問を実際に解いてみて、時間内に確実に取れる問題から解答し、必要に応じて取捨選択する練習をしておきましょう。時間配分と、解くべき問題の見極めが重要です。
◆ 頻出分野:力学、電磁気、熱力学、波動、原子
全範囲、さまざまなテーマからまんべんなく出題されています。原子も大問として出題されています。まずは標準的な難易度の問題集で、全範囲の典型的な問題をスピーディーに解答できる力を身につけましょう。
◆ 他学部との比較:医学部固有問題
医学部固有問題で、例年大問4〜5題構成です。2024年度入試までは、大問5題構成が続いていましたが、2025、2026年度は大問4題の構成になっています。大問1が小問集合で、残りは独立した大問となっています。試験時間は理科2科目で120分であり、1科目あたり60分を目安に解答することになります。すべてマーク式です。
◆ 問題難易度:標問と難問の混合型
試験時間に対して問題数が多く、標準レベルの情報処理力で差がつく内容です。第1問の小問10題は独立した問題であり、計算問題、知識問題、正誤問題など多様な形式で、さまざまな範囲からまんべんなく出題されています。また、特に理論分野からの出題が多く、しっかり対策をしておかないと理論の計算に時間を使いすぎてしまう可能性があるため、注意が必要です。基本的な知識で解ける問題が中心ですが、一部には見慣れない問題文の理解や思考力が問われる問題も出題されています。多くの場合、試験時間内にすべての問題にきちんと解答するのは大変だと思われます。
◆ 目標得点率:60〜80%
年度によりますが、65〜70%程度が目標得点率の目安になります。試験時間が非常に短いため、解ける問題で確実に得点することを心がけましょう。最終的には標準化された相対得点で評価されるため、他の受験生が解ける問題をすべて解いた上で、難しめの問題で得点できると大きく差がつきます。
◆ 試験時間:短い
理科1科目あたり約60分の試験時間に対して小問数が30〜35問程度と、単純計算で1問あたり2分以内で解答しなければなりません。計算問題や正誤問題など時間をかけてしまいやすい問題や、解きにくい問題も散見されるので、試験時間は短いと感じるでしょう。
◆ 取捨選択:必要
試験時間が非常に厳しいため、解ける問題から取り組んでいきましょう。大問1題あたり10分強を目安に、ひととおりすべての大問に取り組んでから、残った時間で解けなかった問題に再挑戦しましょう。過去問演習で取捨選択しながら時間内に解き切るトレーニングが必須です。
◆ 頻出分野:理論、有機、無機、高分子
第1問は小問集合、第2問・第3問は理論化学の一部に無機を含んだ問題、第4問・第5問は有機と高分子に理論を含んだ問題、という構成が多いです。全範囲から出題される傾向にありますが、中でも理論分野からの出題が多く見られます。その他、無機の工業的製法や、有機の構造決定問題、医薬品や、糖・タンパク質などの天然高分子などもよく出題されています。小問集合では、実験操作や実験器具に関する問題もよく出題されているので、有名な実験や器具の使い方は確認しておきましょう。
◆ 他学部との比較:医学部固有問題
医学部固有問題で、例年大問5題構成です。試験時間は理科2科目で120分であり、1科目あたり60分を目安に解答することになります。すべてマーク式です。
◆ 問題難易度:標問中心
標準レベルの情報処理力で差がつく内容です。標準的な難易度の問題が中心ですが、理科1科目あたり約60分の試験時間に対して小問35〜40問前後と、問題量が非常に多いことが特徴です。リード文が長く、状況把握に時間がかかる問題も多いため、試験時間には要注意です。実験考察問題や計算問題も出題され、リード文やグラフ・表を素早く正確に把握する必要があります。計算問題は典型的な問題での練習を重ねておきましょう。
◆ 目標得点率:60〜80%
年度によりますが、70%程度が目標得点率の目安になります。他の理科科目に比べると生物は解きやすい場合が多いものの、試験時間が非常に厳しいです。生物が得意な場合は、理科の他科目の難しめの問題を解かずに早めに終わらせて、生物に少し多めの時間を使って高得点を狙う作戦もありでしょう。
◆ 試験時間:短い
1問あたり1〜2分程度で解答しなければなりません。試験時間は非常に短いと感じるでしょう。難問はあまり出題されないため、基本的な問題を速く正確に解く訓練を重ねておきましょう。
◆ 取捨選択:必要
試験時間に対する問題量が多く、残り時間によっては取捨選択が必要です。考察に時間がかかりそうな問題は後回しにして、計算問題などの短時間で解ける問題から処理していきましょう。
◆ 頻出分野:遺伝情報、体内環境、動物の反応、生態、生殖・発生
全範囲からまんべんなく出題される傾向にあります。遺伝情報、体内環境、代謝などの分野では医系テーマが絡んだ出題が目立ちますが、他大学とは異なり、生態、進化・系統、植物の反応からの出題も多いことが特徴です。全範囲をまんべんなく学習し、理解の穴はできる限り埋めておきましょう。
本記事では、獨協医科大学医学部の傾向と対策をご紹介しました。
獨協医科大学医学部への進学を考えている人の中には、岩手医科大学医学部、北里大学医学部、埼玉医科大学医学部、聖マリアンナ医科大学医学部、東京女子医科大学医学部などと比較検討している方も多いのではないでしょうか?
偏差値が近い私立医学部であるとはいえ、大学によって、教科ごとの配点や出題傾向などは大きく異なります。各大学の出題傾向を参考に、志望校の選定や対策に取り組むことをおすすめします。
以下のページで、各大学の出題傾向や、教科別の配点・分析を詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
▶︎【私立医学部 合格体験記2026】小さな弱点も見逃さない指導と信頼関係の中で掴んだ、獨協医科大学医学部合格!(Bくん)
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