医学部完全特化型 オンライン個別指導塾

ハイレベルな受験生が集まる私立医学部の受験。その中でも「日本大学 医学部に特化した対策」にはどのようにして取り組んでいけばいいのでしょうか?
この記事は、スタディカルテLabの教務チームが、日本大学 医学部の入試問題から読み取れる出題傾向を分析したものです。日本大学 医学部の入試傾向が、他の医学部とどのような違いがあるのかを理解し、現時点の学力から精度の高い対策を進めていくための参考にしてみてください。
日本大学 医学部
種別
私立大学
地域
関東エリア
学費
〜4,000万円
再受験寛容度
寛容
男女比率
男6:女4
※ 再受験寛容度:近年の入学者の統計データから、22歳以上の受験生の合格率に基づいて分類しています。
※ 男女比率:近年の入学者の統計データの男女比に基づいて分類しています。
日本大学は、東京都千代田区に本部を置く私立大学で、日大(にちだい)と略称されます。各学部が別のキャンパスを有しており、医学部のキャンパスは、東京都板橋区大谷口上町30-1に位置しています。医学部の他にも、法学部、経済学部、商学部、歯学部などが存在する日本最大規模の総合大学で、医学部は2025年に創立100周年を迎えます。
日本大学医学部は、受け身型ではなく自己啓発型の教育を提供していることが特徴です。1年次のさまざまな選択必修科目、3年次のPBLテュートリアル、4年次の自由選択医学研究などの授業を通して、学生が主体的に学べるようにカリキュラムが設計されています。
また、医学英語教育に力を入れていることも特徴で、実践的な英語力を伸ばす医学英語教育カリキュラムが用意されています。TOEFLの結果によってクラス分けをした後は、1〜4年次まで一貫した医学英語教育がおこなわれます。
環境面では、特定機能病院として高度で先進的な医療を提供している日本大学医学部附属板橋病院や、千代田区唯一の総合系大学病院である日本大学病院を有し、都内で充実した研修を受けることができます。

配点は年度によって変更されている可能性があります。必ず最新の募集要項で確認してください。理科比率(一次試験):200/400 50.0%
一般選抜(N全学統一方式第1期)最低点:230.33/400(2024年度 / 大学HP)57.5%
再受験寛容度:寛容
面接:30点 / 個人面接
小論文:なし
学費:33,380,000円(2025年度 / 6年間の総額)
日本大学医学部の入試形式は、一般選抜(N全学統一方式第1期、N全学統一方式第2期)の他に、地域枠選抜、校友枠選抜、学校推薦型選抜(公募制)などがあります。2021年度まではA方式(学部別入試)も実施されていましたが、現在の一般選抜はN全学統一方式のみになりました。
本記事では、募集人員の多い一般選抜(N全学統一方式第1期)の特徴についてご紹介します。
一般選抜では、一次試験でマーク式の英語・数学・理科2科目が課され、その得点率で一次選抜がおこなわれます。その後、二次試験では記述式の英語・数学と、面接が実施されます。
配点は、一次試験は英語100点・数学100点・理科2科目200点、二次試験は英語60点・数学60点・面接30点となっており、合計550点満点で合否が決まります。ここ数年は入試形式に変更が多く、かつては二次試験で小論文が出題されていたことや、面接の配点が変更されたこともありました。
一次試験では標準化得点を用いて合否が決定されます。以下の合格最低点は標準化された得点であるため、実際の一次試験の素点・得点率は、標準化得点よりも高くなっている可能性があります。
▼ 医学部の合格最低点推移(一般選抜N全学統一方式第1期の合格者最低点)
以下の表に記載している得点は、一次試験(400点満点)の得点を標準化して算出の上で、二次試験(150点満点)の点数を合算する形で計算されています。
2024年度 | 2023年度 | 2022年度 | |
|---|---|---|---|
合格最低点 | 347.06/550 (63.1%) | 344.86/580 (59.5%) | 354.6/580 (61.1%) |
数学 | 英語 | 物理 | 化学 | 生物 | |
|---|---|---|---|---|---|
問題の難易度 | 標問中心 | 標問中心 | 標問中心 | 標問中心 | 標問中心 |
目標得点率 | 80%〜 | 80%〜 | 80%〜 | 80%〜 | 80%〜 |
試験時間 | 短い | 短い | 短い | 短い | 短い |
その他 | 全問マーク式で小問集合もあり、問題数が非常に多い。基本的な問題が多く、高得点勝負。場合の数・確率、ベクトル、微積分の出題頻度高め | 全問マーク式で、文法・語彙問題、整序問題、読解問題などが出題。問題数、英文の数が多く、速読力が必要。整序問題は特化した対策を | 全問マーク式で大問5題構成。力学・電磁気・熱力学・波動・原子から1題ずつ出題。高得点勝負。過去問での時間配分・取捨選択の練習が重要 | 全問マーク式で、理論分野からの出題が多め。後半は無機や有機からも出題される。1問あたり2分程度で解答する必要があり、スピード勝負 | 全問マーク式で、教科書レベルの知識が問われる問題や、典型的な計算問題が中心。実験考察問題は読み取る情報量が多く、試験時間との勝負 |
◆ 他学部との比較:他学部共通問題
一次試験は全学部共通問題です。大問6題構成で試験時間60分です。全問マーク式で、大問1のみ5問程度の小問集合です。
◆ 問題難易度:標問中心
基本〜標準レベルの問題がほとんどです。全問マーク式で、小問集合も含めて問題数が多く、幅広いテーマから出題されています。どの分野が出題されてもいいように、まずはひととおりの典型問題は解けるよう準備しておきましょう。また、試験時間に対して問題量が多いので、手際の良い解法選択と、速く正確な計算力が必要です。時間内に解くことを意識して解答する訓練をおこなっておきましょう。小問誘導の意図にスムーズに気付く必要があるため、過去問の他にセンター試験などの問題演習にも取り組んでおくと良いでしょう。
◆ 目標得点率:80%〜
1つの計算ミスが命取りになる試験です。一次試験の点数は標準化されるので、他の受験生と比べた相対的な得点が重要です。年度によりますが、素点で80〜85%以上が目標得点率の目安となるでしょう。満点を取るつもりで臨んでください。
◆ 試験時間:短い
試験時間に対する問題量が多い上、高得点を取らなければならないので、試験時間は短いと感じる受験生が多いでしょう。大問によっては少し時間がかかる問題が出題される可能性もあり、他の大問を素早く処理して時間を捻出する必要があります。
◆ 取捨選択:不要
一次試験は全問解くことを目指して時間配分を考えましょう。過去問演習を通して、時間内にすべての問題に解答する時間感覚を掴んでおきましょう。大問ごとに10分以内で解くことを目指し、時間内に解けなかった大問は上手な解き方がないか研究しておきましょう。
◆ 頻出分野:関数、場合の数・確率、数列、ベクトル、複素数平面、微積分、式と曲線
一次試験は全範囲からまんべんなく出題されています。中でも、場合の数・確率、ベクトル、微積分の出題頻度が高いです。過去にはデータの分析からも出題されています。後半の大問は、数列の極限や微積分の面積・体積などの数3範囲から出題されやすい傾向にあります。
◆ 他学部との比較:他学部共通問題
一次試験は全学部共通問題です。大問8題構成で試験時間は60分です。全問マーク式で、文法・語彙問題、整序問題、読解問題など幅広いタイプの問題が出題されています。
◆ 問題難易度:標問中心
一次試験はさまざまな大問で構成されています。2024年度は、文法・語法・語彙からの出題が3題、空所補充と内容一致の英文読解問題が1題、会話文の内容一致問題が1題、語句整序が2題でした。過去にはアクセント問題も出題されています。
文法・語彙問題は標準的な難易度の問題がほとんどですが、問題数が多いため、1問1問に時間を使いすぎないよう注意しましょう。読解問題は空所補充形式で、語彙力が求められる問題も多いです。長文・会話文の内容一致問題は、真偽の判断に悩むような問題は少なく、解答の根拠をスピーディーに見つける訓練が必要です。整序問題の出題頻度が高く、短文でのオーソドックスな問題に加えて、長文中での整序問題も出題されています。文法・語法の知識で解ける問題が多いので、整序問題に特化したトレーニングをおこなっておくと効果的でしょう。
◆ 目標得点率:80%〜
全学部共通問題になってから難易度は下がりました。医学部合格のためには高得点が必須となります。年度によりますが、素点で80〜85%以上が目標得点率の目安になるでしょう。一次試験の点数は標準化されるので、問題難易度と母集団レベルを考えると1つのミスが大きなビハインドになるといえます。
◆ 試験時間:短い
試験時間に対して問題数が多く、目標得点率をクリアするには試験時間は短いです。英文自体のレベルや問題難易度はあまり高くないので、速読力を高めた上で、出題形式に慣れておきましょう。過去問で試験時間を意識して対策をしておけば、時間内に解答することは可能です。
◆ 取捨選択:不要
高得点勝負になるので、取捨選択は必要ありません。高得点を取るには、時間配分や出題形式に慣れておく必要があります。過去問を時間内に解き、自身の失点しやすい内容から、何が課題なのかを分析することが重要です。
◆ 医学部固有テーマ:少ない
一次試験は他学部共通問題であるため、医学部固有のテーマは出題されません。出題形式が多様なので、解き方に慣れておきましょう。なお、二次試験では医療に関するテーマの長文が出題されているので、注意が必要です。
◆ 他学部との比較:他学部共通問題
全問マーク式の全学部共通問題です。物理は大問4〜5題構成で、試験時間は60分です。医学部は理科2科目を120分で解答しますが、60分が経過したタイミングで答案が回収されます。
◆ 問題難易度:標問中心
かつて医学部固有問題が出題されていた時期は、やや難レベルの問題が多かったのですが、全学部共通問題になってから難易度は下がり、標準レベルの問題が中心となっています。全問マーク式で、選択肢から計算結果を選ぶ問題がほとんどです。一部、グラフを選択する問題なども出題されています。
完答を目指せる問題が多いですが、一部の大問の後半には差がつく問題も出題されています。各問題に丁寧な誘導がついているので、誘導に従ってミスなく解答していけば高得点を取ることが可能でしょう。典型問題からの出題が多いので、過去問や標準的な難易度の問題集での演習をおこなっておきましょう。
◆ 目標得点率:80%〜
高得点勝負が予想されます。標準化得点による合否判定がされるので、他の受験生が解ける問題での取りこぼしがないように注意してください。医学部合格のためには80%以上の得点は取りたいところです。そのためにも、情報処理力・時間配分・取捨選択の判断が重要です。物理が得意な受験生は全問完答を目指して、90%以上の得点を取りにいきましょう。
◆ 試験時間:短い
大問4〜5題構成で、いずれも小問が5問程度ずつ出題されています。基本〜標準レベルの問題が多いですが、高得点を取るには試験時間は短いと感じる年度が多いでしょう。大問1題あたり10分を目安に解いてみて、残りの時間で解けなかった問題に再挑戦してください。
◆ 取捨選択:必要
捨て問といえるような難問はほとんど出ないと予想されます。ただ、一部に解きにくい問題や、計算が複雑な問題も出題されています。時間がかかりすぎる問題は一旦飛ばして次の大問に移ることを想定しておきましょう。最終的にはすべての問題に解答し、高得点を目指しましょう。
◆ 頻出分野:力学、電磁気、熱力学、波動、原子
近年は大問5題構成で、力学、電磁気、熱力学、波動、原子の各分野から1題ずつ出題される傾向にあります。バランスの良い学習を心がけ、過去問演習で時間内に目標点をクリアできなかった分野は、重点的に学習しておきましょう。
◆ 他学部との比較:他学部共通問題
全問マーク式の全学部共通問題です。化学は大問6〜7題構成で、試験時間は60分です。医学部は理科2科目を120分で解答しますが、60分が経過したタイミングで答案が回収されます。
◆ 問題難易度:標問中心
かつて医学部固有問題が出題されていた時期は、やや難レベルの問題も出題されていましたが、現在は基礎〜標準レベルの問題がほとんどで、高得点勝負の試験となっています。
問題量が多く、単純計算で1問あたり2分程度のペースで解き進める必要があります。マーク式ですが、選択肢の数が多いことに注意が必要です。過去問を時間を測って解く訓練を重ねておきましょう。計算問題や図表の読み取り問題など、考察が必要となる問題も出題されています。
◆ 目標得点率:80%〜
高得点勝負が予想されます。標準化得点による合否判定がされるので、他の受験生が解ける問題での取りこぼしがないように注意してください。母集団のレベルと難易度を考慮すると、少なくとも80%以上の得点が必要と考えられます。化学が得意な受験生であれば全問完答を目指して90%以上の得点を取りにいきましょう。
◆ 試験時間:短い
小問約25問を60分で解くことになります。基本〜標準レベルの問題がほとんどですが、一部には計算に時間がかかる問題や、資料の読み取りに時間がかかる問題も含まれるので、時間配分に注意してください。試験時間としては少し短いと感じる受験生が多いでしょう。
◆ 取捨選択:必要
捨て問といえるような難問は出題されず、基本〜標準レベルの問題がほとんどです。時間がかかりそうな問題は一旦飛ばして、次の大問に移ることを想定しておきましょう。最終的にはすべての問題に解答し、高得点を目指してください。
◆ 頻出分野:理論、無機、有機、高分子
化学基礎・化学の全範囲からまんべんなく出題されていますが、理論分野の出題が半分程度を占めています。残りは、無機化学1題、有機化学1題、高分子化学1題が出題される傾向にあります。高得点勝負になるので、理解の穴が残っていると致命的です。教科書レベルの知識を習得した上で、有効数字を意識した計算トレーニングなどもおこなっておきましょう。
◆ 他学部との比較:他学部共通問題
全問マーク式の全学部共通問題です。生物は大問7題構成で、試験時間は60分です。医学部は理科2科目を120分で解答しますが、60分が経過したタイミングで答案が回収されます。
◆ 問題難易度:標問中心
基本〜標準的な難易度の問題が中心で、高得点勝負となる試験です。主に、教科書レベルの知識が問われる問題や、典型的な計算問題が出題されます。一部に、計算が面倒な問題や実験考察問題も見られます。特に実験考察問題は、リード文や図表からのデータの読み取りや題意把握に時間を使いすぎないよう注意しましょう。全問マーク式ですが、正しいものを複数個選ぶ問題や、選択肢の数が多い問題が多く、正確な知識が必要となります。
◆ 目標得点率:80%〜
高得点勝負が予想されます。標準化得点による合否判定がされるので、他の受験生が解ける問題での取りこぼしがないように注意してください。医学部合格のためには少なくとも80%以上、できれば90%の得点を狙いたいところです。どの分野も基本的な知識問題を落とさないようにしましょう。
◆ 試験時間:短い
単純計算で小問1問あたり2分程度で解答する必要があります。試験時間は短いと感じる受験生が多いでしょう。一部の時間がかかる問題に時間を使いすぎないよう注意しましょう。
◆ 取捨選択:必要
高得点勝負になるので、基本的には全問解答したいところです。時間がかかりすぎる問題は一旦飛ばして次の大問に移ることも考えておきましょう。最終的にはすべての問題に解答し、高得点を目指しましょう。
◆ 頻出分野:遺伝情報、代謝、体内環境、動物の反応、生殖・発生
大問数が多く、幅広い範囲から出題されています。体内環境や遺伝情報、代謝、生態に関する問題は、かなりの頻度で出題されています。植物生理や進化・系統からも定期的に出題されているので、分野の穴は作らないようにしましょう。すべての分野をひととおり仕上げてから過去問を解き、正答率の低い分野は重点的に取り組んでおきましょう。
数学 | 英語 | |
|---|---|---|
問題の難易度 | 標問中心 | 標問と難問の混合型 |
目標得点率 | 80%〜 | 60〜80% |
試験時間 | 普通 | 短い |
その他 | 全問記述式で、数3の微積分からの出題が多い傾向。証明問題もよく出題されている。手際良く解くための情報処理力・計算力が必要 | 全問マーク式で、医学テーマの読解問題が3題程度出題。速読力と語彙力が求められる。設問も英語であり、過去問での練習が必要 |
◆ 他学部との比較:医学部固有問題
二次試験は医学部固有問題です。2021年度以前のA方式に類似した問題で、試験時間は60分、大問3題構成です。全問記述式で、途中過程も記述する必要があります。
◆ 問題難易度:標問中心
標準レベルの問題が中心で、小問誘導に沿って意図を汲み取りながら解く能力や計算力が求められています。大問3題中1題は差がつくテーマでの出題もありますが、目標得点率を考慮すると、この問題も得点する必要があります。
全体的に、数3からの出題が目立ちます。計算が少し煩雑なもののや、完答を目指すべき問題も多いため、標準的な難易度の問題を最後まで解答し切る力を養っておきましょう。
また、証明問題も散見されます。論証力が問われるので、グラフ図示を用いた証明や、剰余に注目した証明、背理法や数学的帰納法などの手法に慣れておき、添削指導を受けておくことが理想です。
◆ 目標得点率:80%〜
年度によりますが、80%以上が目標得点率の目安になります。まずはどの分野についても、典型問題を手際良く解くことを目指しましょう。数学が得意な場合は満点に近い得点も目指せるでしょう。
◆ 試験時間:普通
大問3題で60分のため、1題20分を目安に解答することになります。年度によっては大問1が小問集合になっていることもあります。標準的な内容の問題が多いので、試験時間が短いと感じることはないでしょう。
◆ 取捨選択:必要
基本的に捨て問はありませんが、計算が複雑な問題に時間をかけすぎて解くべき問題を残してしまうと、他の受験生と差がついてしまいます。状況によっては、計算が煩わしい問題は後回しにすることも視野に入れておきましょう。
◆ 頻出分野:微積分、式と曲線、図形と方程式
証明問題や数3の差がつくテーマの出題に注意が必要です。近年は数3微積分からの出題が多い傾向にあります。他には、整数の性質や、図形と方程式、式と曲線からも出題されています。2021年度以前のA方式では幅広い範囲から出題されていたので、上記の頻出分野について少し差がつくレベルまで仕上げた上で、全範囲まんべんなく対策しておくことをおすすめします。
◆ 他学部との比較:医学部固有問題
二次試験は医学部固有問題です。2021年度以前のA方式に類似した問題で、試験時間は60分、大問3題構成です。全問マーク式で、読解問題が中心です。
◆ 問題難易度:標問と難問の混合型
二次試験は読解問題が3題出題され、各大問ごとに小問が10題あります。内容真偽、同意表現、文法問題、空所補充、主題選択など、さまざまな出題形式で問われます。一方で、英文和訳や内容説明、和文英訳などの記述問題は出題されません。
内容は医学系のテーマが多い傾向にあり、一部、語彙レベルの高いものも出題されています。また、二次試験では設問や語注も英語で記載されており、かつ、語注の数も少ない傾向にあるので、未知の単語がある場合は前後の文脈から推測しながら読んでいく必要があります。長文中の語彙と同義語になる単語を選ぶ問題もよく出題されているので、語彙力はもちろんのこと、長文中で単語の意味を推測できるようになっておくと良いでしょう。
◆ 目標得点率:60〜80%
年度によりますが、75〜80%程度の得点率を目指しましょう。時間が短く、速読力がなければ最後まで解き切ることは難しいと予想されるので、日頃から速読の訓練をおこなっておきましょう。精読よりも、医学系の語彙力と速読力が求められる試験内容です。
◆ 試験時間:短い
試験時間60分で、長文3題に問題が10問ずつ設けられていることをふまえると、試験時間は短いです。二次試験では大問1題あたり20分を目安に解き進め、取れる問題で確実に得点しましょう。
◆ 取捨選択:不要
試験時間は短いですが、目標得点率を考えると取捨選択はできません。試験時間内で全問に取り組めるように、時間配分には注意しましょう。
◆ 医学部固有テーマ:多い
医学部固有問題ということもあり、ほとんどの長文が医学・医療に関わるテーマです。語注も少ないので、医学系の語彙を強化した上で、医療系テーマの長文に慣れておきましょう。
本記事では、日本大学医学部の傾向と対策をご紹介しました。
日本大学医学部への進学を考えている人の中には、東北医科薬科大学医学部、帝京大学医学部、杏林大学医学部、東海大学医学部などと比較検討している方も多いのではないでしょうか?
偏差値が近い私立医学部であるとはいえ、大学によって、教科ごとの配点や出題傾向などは大きく異なります。各大学の出題傾向を参考に、志望校の選定や対策に取り組むことをおすすめします。
以下のページで、各大学の出題傾向や、教科別の配点・分析を詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
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