医学部完全特化型 オンライン個別指導塾

ハイレベルな受験生が集まる国公立医学部の受験。その中でも「新潟大学 医学部に特化した対策」にはどのようにして取り組んでいけばいいのでしょうか?
この記事は、スタディカルテLabの教務チームが、新潟大学 医学部の入試問題から読み取れる出題傾向を分析したものです。新潟大学 医学部の入試傾向が、他の医学部とどのような違いがあるのかを理解し、現時点の学力から精度の高い対策を進めていくための参考にしてみてください。
新潟大学 医学部
種別
国公立大学
地域
北陸エリア
学費
〜400万円
再受験寛容度
寛容
男女比率
男8:女2
※ 学費:国公立大学の場合、卒業までの6年間の学費は350万円ほどです。
※ 再受験寛容度:近年の入学者の統計データから、22歳以上の受験生の合格率に基づいて分類しています。
※ 男女比率:近年の入学者の統計データの男女比に基づいて分類しています。
▶︎【国公立医学部 合格体験記】新潟・慈恵・日医など多数合格! 苦手な英語を得点源にするまでの軌跡
新潟大学は、新潟県にある日本の国立大学で、新大(しんだい)と略称されることが多い大学です。旧六医大と呼ばれる大学群に属し、旧帝大に次ぐ長い歴史を誇ります。
新潟県新潟市西区五十嵐2の町8050に本部を置き、医学部のキャンパスは新潟県新潟市中央区旭町通1番町757に位置しています。JR新潟駅前バスターミナルからバス利用、市役所前下車、徒歩3分の立地です。「医学を通して人類の幸福に貢献する」人材を育てることを基本理念とし、アクティブ・ラーニングに積極的に取り組んでいます。

配点は年度によって変更されている可能性があります。必ず最新の募集要項で確認してください。共通テスト最低点:606.4/800(2025年度 / 大学HP)75.8%
個別学力試験最低点:734.0/1200(2025年度 / 大学HP)61.2%
総合最低点:不明(2025年度 / 大学HP)
教科配点:画像参照(2026年度 / 大学HP)
再受験寛容度:寛容(近年の入学者年齢別分布から判断)
面接:配点不明
小論文:なし
共通テスト800点と個別学力試験1200点の合計2000点と、面接の総合評価で合否が決まる、個別学力試験重視の配点です。共通テストのボーダーラインを多少下回っても、個別学力試験の結果次第では逆転が可能です。
共通テストの配点比率については、国語と社会が圧縮される点が特徴的です。2025年度からは共通テストに情報Ⅰ(配点50点)が追加されています。個別学力試験はもちろんのこと、総合的に見ても数学・理科・英語の配点比率がかなり大きくなっています。主要科目の苦手分野はなくすよう心がけましょう。
問題全体の難易度としては、入試標準レベルの出題が多い傾向にあります。標準問題を正確に解き、応用問題にいかにアプローチできるかで差がつく問題になります。過去問を使ってしっかりと対策をおこないましょう。
数学 | 英語 | 物理 | 化学 | 生物 | |
|---|---|---|---|---|---|
問題の難易度 | 標問と難問の混合型 | 標問と難問の混合型 | 標問中心 | 標問中心 | 標問中心 |
目標得点率 | 〜60% | 60〜80% | 80%〜 | 80%〜 | 80%〜 |
試験時間 | 短い | 長い | 長い | 普通 | 普通 |
その他 | 数3比率高め。計算量がかなり多い問題もあり、試験時間が短め。得意不得意で差がつく問題 | 英文和訳、内容説明、和文英訳、自由英作文など、記述力が必要な出題。国語力も必要 | 力学、電磁気、熱力学、波動からバランスよく出題。解答過程の記述を要する問題が出題 | 理論と有機を中心に、バランスよく出題。理論計算や高分子などの論述で差がつく | 合計で500字を超える論述問題の多さが特徴。遺伝情報や生態など出題内容に特徴あり |
◆ 他学部との比較:他学部共通問題(試験時間同じ)
他学部と共通の問題として全部で5~6題が提示される中から、学部ごとに指定された4題を解く、という形式です。医学部固有問題が1題程度出題されることもあります。全問記述式で、大問4題で90分の試験時間です。
◆ 問題難易度:標問と難問の混合型
標準問題が中心ではありますが、近年は全体的に難化傾向にあります。証明問題・図示問題なども多く、記述量が多くなりやすいです。また、数3の計算量もかなり要求されます。他学部では難問は解けなくても合格しますが、医学部受験においては、標準レベルの問題は全て完答した上で、難問でもある程度得点できる必要があります。また、時間配分を間違えて標準問題で失点することのないように、過去問を用いて難易度の「見極め」を練習しておきましょう。
◆ 目標得点率:〜60%
試験時間と難易度のバランスを考慮すると、60%が最低限の目標得点の目安です。数学が得意な生徒であれば70%以上を目指してみましょう。基本的には小問による誘導があるので、前問の結果を用いて、意図を汲み取りながら解くことを意識しましょう。
◆ 試験時間:短い
計算量がかなり多い問題も含まれているため、合格ラインに到達するには試験時間の面で厳しいと思われます。極端な難問対策をする必要はありませんが、過去問を使って、時間内に全ての問題に解答できるように練習しておきましょう。見直しする時間はあまり取れないので、きちんと一発で合わせることを普段から習慣づけましょう。
◆ 取捨選択:必要
1題あたり20〜25分を目安に解き、小問の途中で行き詰まった場合は途中で切り上げて他の大問に手をつけるなど、まんべんなく解答することを意識しましょう。場合によっては最終小問を捨てる判断も必要かもしれません。特に、最後の大問は医学部固有問題であることもあり、難しめの問題も見られます。
◆ 頻出分野:場合の数・確率、ベクトル、数列、複素数平面、微積分
例年、微積分や極限の分野から複数出題されています。確率、数列、ベクトル、複素数平面も頻出です。上記分野を中心に、しっかりと対策を重ねておきましょう。
◆ 数3比率:40〜60%
およそ半分ほどが数3からの出題になります。計算量や難易度などを総合的に考慮すると差がつきやすく、数3の重要性は高いと言えるでしょう。過去問に入る前に、少し難しめの入試問題集を仕上げておくと良さそうです。
◆ 他学部との比較:他学部共通問題(試験時間同じ)
他学部と共通の問題です。読解2題、和文英訳と英作文の大問1題、合計で大問3題構成で、試験時間は他学部と同様90分です。
◆ 問題難易度:標問と難問の混合型
英文自体の難易度は標準的ですが、設問形式に大きな特徴があり、記述力が重視されています。長文読解の設問は、30〜100字の内容説明・英文和訳で構成され、選択問題がありません。字数制限のある内容説明問題は日本語の表現力も必要で、速読よりも精読を重視した学力が要求されています。英作文の設問は和文英訳と自由英作文で構成されていて、こちらは標準的な難易度です。自由英作文は例年80〜100語での意見論術問題やテーマ英作文問題が出題されているので、早期に対策を進めておきましょう。
◆ 目標得点率:60〜80%
70〜80%程度を目標点の目安にしましょう。他学部と共通の問題であることも考慮して、医学部を志望する場合は高得点を目指したいところです。特に英文和訳や内容説明では、思った以上に減点される可能性もあるので、信頼できる学校の先生や塾の講師に添削指導を受けておくことが理想です。
◆ 試験時間:長い
きちんとした実力があれば、試験時間には余裕ができるでしょう。しっかりと見直す時間があるので、丁寧に解答することを心がけましょう。
◆ 取捨選択:不要
大問レベルでの捨て問はありません。全ての問題に、ひとつひとつ丁寧に取り組みましょう。和文英訳と自由英作文で意外に時間を使う可能性もあるので、時間配分には注意しておきましょう。
◆ 医学部固有テーマ:なし
ここ数年の長文テーマには、特に医学部に特化した固有のテーマが扱われたことはありません。求められている英語力は京都大学に近いものです。一般的な素養をふまえ、英語・日本語での表現力を磨きましょう。
◆ 他学部との比較:他学部共通問題(試験時間同じ)
他学部と共通の問題です。他学部は1科目90分、医学部は2科目で180分が与えられるので、試験時間も実質的に他学部と変わりません。物理は大問3題が出題されます。
◆ 問題難易度:標問中心
基本〜標準レベルの難易度である問題がほとんどであり、物理がとても得意な受験生が他の受験生と点差をつけにくい内容です。基本的に小問に分かれていて、標準的な一問一答の問題が主流です。ただ、解答過程の記述を要する問題も多いので、慣れていないと一部の問題で難しく感じるかもしれません。また、まれに空所補充やグラフ描図の問題も出題されます。過去問を使って演習を重ねておきましょう。
◆ 目標得点率:80%〜
年度にもよりますが、近年の難易度であれば医学部合格には80%以上の得点は確保しておきたいところです。物理が得意な生徒であれば90%以上の得点を取ることができると思われます。まずは標準レベルの問題を早く正確に解くことを目指しましょう。
◆ 試験時間:長い
記述問題が多いとはいえ、問題内容は易しく、題意把握に時間を要する問題は多くないので、1科目あたり90分という試験時間は十分に長いといえるでしょう。
◆ 取捨選択:不要
ほぼ全問、平易な問題が並んでいます。全問正解を狙って、丁寧に記述して正解していきましょう。基本レベルでの失点は致命傷になってしまうので、ケアレスミスに気をつけて取り組んでください。
◆ 頻出分野:力学、電磁気、熱力学、波動
大問3題のそれぞれにおいて、中問2問ずつが出題される傾向にあります。出題テーマ数は、力学が2問、電磁気が1〜2問、波動、熱力学が1問ずつという年度が多いです。原子からはここ数年出題されていません。原子以外の分野では少なくとも標準レベルでの穴は残さないようにしましょう。
◆ 他学部との比較:他学部共通問題(試験時間同じ)
他学部と共通の問題です。他学部は1科目90分、医学部は2科目で180分が与えられるので、試験時間も実質的に他学部と変わりません。化学は大問4題が出題されます。
◆ 問題難易度:標問中心
基本〜標準レベルの問題が中心です。計算の途中過程を記述させたり、理由説明を書かせたりする問題がありますが、全体的には標準レベルと言えます。大問4題ですが、中問2題ずつに分かれて、全体として中問7〜8題の出題となっています。様々な分野から出題されているので、出題範囲に大きな偏りはなく、まんべんなく対策が必要です。知識が問われる空所補充問題が多く、その他にも計算、論述、反応式など幅広い形式で出題されています。
◆ 目標得点率:80%〜
医学部合格のためには80%の得点を確保したいところです。化学が得意な生徒であれば90%以上の得点を取ることができるでしょう。様々な出題形式に対応して、標準問題を素早く正確に解く力が要求されています。
◆ 試験時間:普通
難易度は標準レベルですが、問題数が多く、途中過程を書かせる問題も多い上、医学部受験生は高得点を取る必要があります。1科目あたり約90分の試験時間を考えると時間的に余裕はありません。大問1題あたり20〜25分での解答が目安です。
◆ 取捨選択:不要
時間内に全問取り組んで解答することを目指しましょう。標準レベルの問題は確実に得点し、差がつく計算問題や論述問題にできるだけ時間を充てたいところです。
◆ 頻出分野:理論、無機、有機、高分子
出題傾向は比較的安定しています。第1問は理論と無機からの出題で、酸化還元や酸と塩基といった理論に融合問題として無機が混ざることが多い傾向にあります。第2問は高分子と理論の融合問題で、計算問題や論述問題でも差がつきやすいです。第3問は有機と理論の融合問題で、芳香族化合物などの分離問題などが多く見られます。第4問は理論計算で、気体や化学平衡からの出題が多く、ここも差がつきやすいでしょう。それぞれの大問に特徴があるので、重点的に対策を進めておきましょう。
◆ 他学部との比較:他学部共通問題(試験時間同じ)
他学部と共通の問題です。他学部は1科目90分、医学部は2科目で180分が与えられるので、試験時間も実質的に他学部と変わりません。生物は大問4題が出題されます。
◆ 問題難易度:標問中心
基本〜標準レベルの問題が多く、近年は、用語問題と論述問題を中心とする出題です。全体を通して論述問題の出題が多いことが特徴で、2023年度は合計で500字程度の論述が必要でした。一部、細かい知識を問う正誤問題や、実験考察や図表の読み取り、計算問題も出題されているので、典型問題はひととおり押さえておきましょう。
◆ 目標得点率:80%〜
医学部合格のためには80%の得点を確保したいところです。生物が得意な受験生であれば90%以上の得点を取ることができるでしょう。ただし、論述問題次第でかなりの差がつくと思われるので、過去問を解いた上で学校や塾の先生から添削指導を受けておくことを推奨します。
◆ 試験時間:普通
大問1題あたり20分ほどのペースで解くことになります。問題量・記述量から見て、十分に対策ができていれば、試験時間内での解答は可能と思われます。ただし、論述問題が多いため、慣れていないと時間がかかってしまうでしょう。過去問演習や論述用の問題集で時間を測りながら解答する訓練が必要です。
◆ 取捨選択:不要
どの問題も標準的なレベルが中心で、取捨選択の必要はありません。まんべんなく解答することを目指しましょう。年度によっては、後半の大問にハードな問題が散見されるので注意が必要です。
◆ 頻出分野:遺伝情報、代謝、進化・系統、生態、植物の反応
複数分野が融合される問題も多く見られ、特に遺伝情報と生態からの出題が多い傾向にあります。全範囲の基礎的な内容を押さえた上で、上記分野における論述対策や計算問題対策を重点的におこなっておきましょう。過去問と同じテーマの出題がされることもあるので、過去問分析は必須です。
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