医学部完全特化型 オンライン個別指導塾

ハイレベルな受験生が集まる国公立医学部の受験。その中でも「鳥取大学 医学部に特化した対策」にはどのようにして取り組んでいけばいいのでしょうか?
この記事は、スタディカルテLabの教務チームが、鳥取大学 医学部の入試問題から読み取れる出題傾向を分析したものです。鳥取大学 医学部の入試傾向が、他の医学部とどのような違いがあるのかを理解し、現時点の学力から精度の高い対策を進めていくための参考にしてみてください。
鳥取大学 医学部
種別
国公立大学
地域
中国エリア
学費
〜400万円
再受験寛容度
普通
男女比率
男6:女4
※ 学費:国公立大学の場合、卒業までの6年間の学費は350万円ほどです。
※ 再受験寛容度:近年の入学者の統計データから、22歳以上の受験生の合格率に基づいて分類しています。
※ 男女比率:近年の入学者の統計データの男女比に基づいて分類しています。
鳥取大学は、鳥取県にある日本の国立大学です。鳥取県鳥取市湖山町南4丁目101に本部を置き、医学部のある米子キャンパスは鳥取県米子市西町86に位置しています。JR米子駅から徒歩15分ほどの立地です。

配点は年度によって変更されている可能性があります。必ず最新の募集要項で確認してください。共通テスト最低点:737.8/920(2026年度 / 大学HP)80.2%
個別学力試験最低点:不明(2026年度 / 大学HP)
総合最低点:1248.8/1620(2026年度 / 大学HP)77.1%
教科配点:画像参照(2027年度 / 大学HP)
再受験寛容度:普通(近年の入学者年齢別分布から判断)
面接:配点100点
小論文負担:なし
共通テスト920点と個別学力試験600点と面接100点の、合計1620点の総合評価で合否が決まります。2025年度からは共通テストに情報Ⅰ(配点20点)が追加されています。共通テストと個別学力試験の配点比率をみると、共通テストの比率が高い大学です。共通テストで失敗すると2次試験で逆転しにくいので、共通テスト対策は入念に取り組みましょう。
2021年度入試から、共通テストでの第一段階選抜が実施されるようになりました。共通テスト920点満点中613点以上が足切りラインになるので注意しましょう。
共通テスト対策と個別学力試験対策どちらも必要であり、特に入試標準レベルを正確に解くことが求められる大学です。時間をかけて難問を完答する学力よりも、苦手をなくし、時間内にミス無く解き切る力が鍵となります。個別学力試験は高得点争いとなるので、過去問を使ってしっかりと対策をおこないましょう。
また、全体的に論述力・表現力が求められる問題が多い印象です。英語であれば自由英作文や和文英訳、化学では理由説明問題、生物では論述問題などは、対策次第で差がつきそうな問題です。
数学 | 英語 | 物理 | 化学 | 生物 | |
|---|---|---|---|---|---|
問題の難易度 | 標準問題と応用問題の混合型 | 標問中心 | 標問中心 | 標問中心 | 標問中心 |
目標得点率 | 60〜80% | 60〜80% | 80%〜 | 80%〜 | 80%〜 |
試験時間 | 普通 | 普通 | 普通 | 普通 | 長め |
その他 | 数3からの出題多め。微積分、極限、複素数平面などが頻出 | 標準レベルの長文と、対策が必要な英作文で構成 | 計算量は多いが基礎〜標準的な問題が中心で、高得点を取りたい内容 | 標準問題が中心で時間も適切。落ち着いて高得点を取りたい | 基本〜標準的な問題が中心だが論述問題が多く対策必須 |
◆ 他学部との比較:医学部固有問題(一部分を含む)
大問は4題出題され、2~3題は他学部共通問題で、残りの1~2題が医学部固有問題です。試験時間は120分で他学部と変わりません。
◆ 問題難易度:標準問題と応用問題の混合型
他学部との共通問題は標準的なレベルの問題が多いものの、計算力を必要とするものが多く、十分な演習が必要になります。医学部固有問題のレベルはやや高い傾向にあります。発想力よりも、誘導に乗って着実に解く力が要求されています。
◆ 目標得点率:60〜80%
70%が目標得点の目安です。数学が得意な受験生であれば80%以上の高得点を目指しましょう。他学部や後期の問題に類似したテーマが散見されるので、過去問研究は必須です。
◆ 試験時間:普通
1題当たり約30分という標準的な時間配分になります。しかし、各大問ともに小問が多く、計算量の多い問題も多いので、解けそうな問題から取り組めるよう過去問を分析して練習しておきましょう。
◆ 取捨選択:不要
医学部固有問題を中心に、やや難易度が高い問題もありますが、どれも入試では頻出の良問ばかりなので捨て問はありません。過去問などを用いて頻出の問題を対策しておきましょう。
◆ 頻出分野:関数、数列、複素数平面、微積分
数列、微積分、複素数平面からよく出題されています。一方で、式と曲線からはほとんど出題されていません。それ以外の分野からはまんべんなく出題される傾向なので、バランスよく学習しておきましょう。
◆ 数3比率:40〜60%
近年では、4題中2〜3題程度が数3から出題されており、数3からの出題比率が高めです。上記の頻出分野の範囲は特に十分な演習が求められます。
◆ 他学部との比較:他学部共通問題(試験時間同じ)
他学部共通の問題です。大問4題で試験時間は90分。読解問題では同意表現や空所補充、内容真偽、主題などの選択問題も出題されています。
◆ 問題難易度:標問中心
長文読解問題は標準レベルです。よくある形式の設問が多いです。また、後半の和文英訳が難しい傾向にあるので、日本語を意訳した上で適切な英語で表現するトレーニングが必要です。
◆ 目標得点率:60〜80%
75%が目標得点の目安になります。基本的にオーソドックスな出題形式で、評論文の内容自体も一般的であり、差がつきにくい年度が多いです。80%を超えるためには、後半の和文英訳と自由英作文の完成度を高めておく必要があります。
◆ 試験時間:普通
長文問題は比較的取り組みやすいですが、差がつく和文英訳とテーマ英作文は時間をかけて丁寧に解答する必要があります。過去問を使って決められた時間内で解答する練習に取り組んでおきましょう。
◆ 取捨選択:不要
問題全体としては手も足も出ないほどの難しい問題は出題されないため、まんべんなく解答できる状態を目指しましょう。特に長文読解は易~標準レベルですので、しっかりと得点したいところです。自由英作文では2019年度に絵を見て解答する問題が出題されたこともあります。見慣れない出題に対応する力も必要です。
◆ 医学部固有テーマ:なし
全学部共通問題なので、医学系の語彙が必要なテーマはあまり出題されません。過去問演習でいろいろなテーマの長文に取り組んでおきましょう。
◆ 他学部との比較:他学部共通問題(試験時間同じ)
他学部と共通の問題です。他学部は1科目90分、医学部は2科目で180分が与えられるので、試験時間も実質的に他学部と変わりません。
◆ 問題難易度:標問中心
他学部と共通の問題であるため、基礎〜標準的な問題が中心です。教科書内容をきちんと理解できているかで勝負が決まります。年度によっては計算が複雑な問題もいくつか出題されているので、過去問を使って時間内に解答する練習をしておきましょう。
◆ 目標得点率:80%〜
70〜80%程度が目標得点の目安です。物理が得意な受験生は80%以上も狙える問題です。標準的な良問が多いため、過去問を使った演習が欠かせません。前の結果を用いて解答する問題もあり、計算ミスによる大量失点は致命傷になるので要注意です。
◆ 試験時間:普通
大問4題が出題されます。90分の試験時間ですが、計算量が多い年度もあるので時間配分には気をつけてください。グラフの読み取りも多いので情報を適切に掴めるようにしましょう。
◆ 取捨選択:必要
計算量が多い問題が含まれていることもあるので、全体をまんべんなく解けるように時間配分が重要です。計算処理に時間を要する問題は後回しにすることをおすすめします。
◆ 頻出分野:力学、電磁気、熱力学、波動
最近では、力学・電磁気・波動・熱力学から、それぞれ大問で固定の出題となっています。また、2019〜2020年度には、描図問題も出題されています。過去問演習を通して出題形式に慣れておきましょう。
◆ 他学部との比較:他学部共通問題(試験時間同じ)
他学部と共通の問題です。他学部は1科目90分、医学部は2科目で180分が与えられるので、試験時間も実質的に他学部と変わりません。
◆ 問題難易度:標問中心
基本〜標準的な問題が中心です。教科書内容が理解できていれば知識で困ることはほとんどありません。空欄補充が中心で、そこに計算や論述が出題されています。計算は一般的なものですが、論述は理由説明が中心で、実験考察などと絡めて出題されることもあり、きちんとした理解が要求されています。
◆目標得点率:80%〜
75%が目標得点の目安です。問題レベルは標準的なものであるため、十分到達可能です。得意な受験生は80%以上も狙えます。目標点数が高いのでミスがないように丁寧に解きましょう。
◆ 試験時間:普通
問題の量に対し、試験時間は適切です。ただし、目標得点が高いので、ミスがないように落ち着いて解答していく必要があります。また計算問題や論述問題で差がつくので、対策をしておきましょう。
◆ 取捨選択:不要
問題レベル的にも試験時間的にも、取捨選択の必要はありません。時間配分を意識して、計算問題や論述問題を素早く正確に解ける状態を目指しましょう。
◆ 頻出分野:理論、無機、有機、高分子
例年では、理論2題、無機1題、有機1題、高分子1題の構成で、理論が混ざることも多いです。内容は基本的なものが中心ですが、出題に偏りは見られないので、弱点分野を残したまま本番を迎えないようにしましょう。
◆ 他学部との比較:他学部共通問題(試験時間同じ)
他学部と共通の問題です。他学部は1科目90分、医学部は2科目で180分が与えられるので、試験時間も実質的に他学部と変わりません。
◆ 問題難易度:標問中心
基本〜標準的な問題が中心です。教科書内容が理解できていれば知識で困ることはほとんどないでしょう。また、計算問題も典型的なものが多く、問題集などの典型問題がしっかりと解けていれば十分対応可能です。頻度は高くありませんが、作図問題も出題されています。
◆ 目標得点率:80%〜
75〜80%が目標得点の目安になります。空欄補充がメインですが、各大問に論述問題が出題されていて差がつきやすいです。文字数は100字未満がほとんどですが、合計文字数で700字近い年度もあり、十分な論述対策が必要です。
◆ 試験時間:長め
問題量に対する試験時間は適度な量であるといえます。ただ、論述問題に慣れていないと時間がかかってしまうので、過去問を使って時間配分などを把握しておきましょう。
◆ 取捨選択:不要
どの問題も標準レベルです。取捨選択の必要は基本的にありません。
◆ 頻出分野:細胞・代謝、遺伝情報、恒常性、反応・行動、環境応答、生態、進化
環境に関する問題の出題が多めですが、基本的には範囲の偏りなく出題されています。苦手分野は作らないようにしましょう。また近年では発生からの出題傾向は少なめになっています。典型的な論点からの出題が多く、初見の問題で戸惑うことも少ないと思います。
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