医学部完全特化型 オンライン個別指導塾

ハイレベルな受験生が集まる国公立医学部の受験。その中でも「高知大学 医学部に特化した対策」にはどのようにして取り組んでいけばいいのでしょうか?
この記事は、スタディカルテLabの教務チームが、高知大学 医学部の入試問題から読み取れる出題傾向を分析したものです。高知大学 医学部の入試傾向が、他の医学部とどのような違いがあるのかを理解し、現時点の学力から精度の高い対策を進めていくための参考にしてみてください。
高知大学 医学部
種別
国公立大学
地域
四国エリア
学費
〜400万円
再受験寛容度
厳しい
男女比率
男6:女4
※ 学費:国公立大学の場合、卒業までの6年間の学費は350万円ほどです。
※ 再受験寛容度:近年の入学者の統計データから、22歳以上の受験生の合格率に基づいて分類しています。
※ 男女比率:近年の入学者の統計データの男女比に基づいて分類しています。
高知大学は、高知県にある日本の国立大学です。高知県高知市曙町2丁目5−1に本部を置き、医学部のある岡豊医学部キャンパスは高知県南国市岡豊町小蓮185−1に位置しています。JR高知駅からバスで30分ほどの立地です。

配点は年度によって変更されている可能性があります。必ず最新の募集要項で確認してください。共通テスト最低点:718.9/950(2025年度 / 大学HP)75.7%
個別学力試験最低点:688.3/1000(2025年度 / 大学HP)68.8%
総合最低点:1485/1950(2025年度 / 大学HP)76.2%
教科配点:画像参照(2026年度 / 大学HP)
再受験寛容度:厳しい(近年の入学者年齢別分布から判断)
面接:配点100点
小論文負担:なし
共通テスト950点と個別学力試験900点と、面接100点の1950点の総合評価で合否が決まります。2025年度からは共通テストに情報Ⅰ(配点50点)が追加されています。 共通テストと個別学力試験の配点比率に偏りはなく、両方で高得点を取る必要があります。
個別学力試験の全体の難易度としては、入試標準レベルの出題が多く、そこでの失点は大きなビハインドになります。共通テスト対策と個別学力試験対策どちらも必要ですが、特に入試標準レベルを速く正確に解くことが求められる大学です。基本ができていないのに難しい入試問題集に手を出している受験生は要注意。高知大学医学部については、時間をかけて難問を完答する学力よりも、苦手をなくし、時間内にミス無く解き切る力が鍵となります。個別学力試験は高得点争いとなりますので、過去問を使ってしっかりと対策をおこないましょう。
また、2017年度から医学部の個別学力試験に英語が課されるようになりました。設問間での難易度のバランスが年度によってかなり異なります。過去問も少ないので、受験戦略によっては、英語は確実に取れるところを落とさないようにして、実力差がつきやすい理科や数学の対策に時間を割く方が良いかもしれません。
数学 | 英語 | 物理 | 化学 | 生物 | |
|---|---|---|---|---|---|
問題の難易度 | 標問中心 | 標問と難問の混合型 | 標問中心 | 標問中心 | 標問中心 |
目標得点率 | 60〜80% | 60〜80% | 60〜80% | 60〜80% | 60〜80% |
試験時間 | 普通 | 普通 | 短い | 短い | 短い |
その他 | 数列、複素数平面、微積分がよく出題されます | 「Covid19」「感染症」「美容外科」などの時事的な内容の長文も出題されます | 図表読み取り問題がよく出題されます | 高分子がよく出題されます | 論述問題が非常に多いです |
◆ 他学部との比較:他学部共通問題(試験時間同じ)
4題全てが理工学部との共通問題です。試験時間は120分で他学部と変わりません。
◆ 問題難易度:標問中心
すべてが理工学部との共通問題であるため、基礎~標準レベルの問題が多いです。ただし、ここ数年で証明問題が出題される傾向にあり、証明問題の練習をしておく必要があります。
◆ 目標得点率:60〜80%
70%が目標得点の目安です。年度によっては目標得点が80%近くになる場合もありますが、難易度が高い、あるいは証明問題や論述に時間がかかる問題が多い年度は、70%で十分といえるでしょう。
◆ 試験時間:普通
平均すると1題30分ですが、問題の難易度にばらつきがあります。時間がかかりそうな問題を見抜く力が必要です。
◆ 取捨選択:必要
証明問題や、場合分けを必要とする問題が含まれることが多いです。各大問が(1)〜(4)などに分かれており、どの大問も、(2)あたりまでは手を付けられるでしょう。後半部分については残り時間次第では「見切る」勇気も必要です。
◆ 頻出分野:数列、複素数平面、微積分
数列、複素数平面、微積分がよく出題されますが、問題の中で三角関数、整数の性質、図形と計量などと絡めて出題されるため、全般的な学習が必要です。
◆ 数3比率:40%〜60%
数3は安定的に例年半分程度出題されています。積分法の区分求積法や定積分と不等式などからも出題されているので、幅広い学習が必要です。
◆ 他学部との比較:医学部固有問題(一部分を含む)
医学部固有問題で試験時間は120分です。2022年度は長文3題、穴埋めの文法問題1題、語句整序問題1題でした。2021年度は長文4題+整序問題1題であり、年度によって問題構成が変わる傾向にあります。
◆ 問題難易度:標問と難問の混合型
他学部と比べて、抽象度の高い文章や難易度高めの穴埋めや並び替えが出題されることもあります。長文では、医学部固有の語彙が出題されますが、基本的には注釈が用意されています。英語で解答させる問題の中には、小論文のような「自分の意見」を論述させるものもあります。
◆ 目標得点率:60〜80%
70~75%が目標得点の目安です。試験時間と問題分量・難易度を考慮すると、80%以上の点数を獲得するのは厳しいでしょう。簡単な問題を確実に取れるように戦略を立てましょう。
◆ 試験時間:普通
長文問題で内容一致問題に時間を取られる受験生が多いと思います。各大問の難易度にも差があるので、試験開始時に全体を見て解く順番を考えましょう。
◆ 取捨選択:不要
大問として捨てる問題はありません。まんべんなく丁寧に、すべての問題に着手していき、得点を重ねていきましょう。中には難しい問題も出題されるので、一問一問に時間をかけすぎないようにしましょう。
◆ 医学部固有テーマ:多い
「Covid19」「感染症」「美容外科」などがテーマになっています。極めて現代的・時事的で医学部に沿った内容が出題されています。
◆ 他学部との比較:他学部共通問題(試験時間短い)
他学部と共通の問題ですが、他学部では1科目90分で解くところを、医学部は1科目60分で解く必要があります。ここ数年は大問3題の構成になっています。
◆ 問題難易度:標問中心
理系学部共通問題であるため、基礎的な内容が中心です。教科書内容をきちんと理解できているかで勝負が決まります。図表から読みとる問題が多い印象です。
◆ 目標得点率:60〜80%
70%が目標得点の目安です。問題自体の難易度はそこまで高くはないですが、試験時間が短いので、時間内に高得点を取るのは大変です。
◆ 試験時間:短い
大問3題構成で、医学部は試験時間が60分であるため、1題あたり平均20分で解くことになります。計算問題、途中式が必要な問題、描図問題、論述問題、公式を導出させる問題など、多岐にわたる形式で出題されるため、試験時間が短く感じる受験生が多いかもしれません。
◆ 取捨選択:必要
試験時間が短いので、時間配分に注意して、要領よく解きましょう。様々な出題形式の標準レベルの内容を素早く処理できるかで差がつきます。
◆ 頻出分野:力学、電磁気、熱力学
力学が例年出題されています。電磁気と熱力学からもよく出題されます。近年原子からはあまり出題されていませんが、2020年度には波動から出題されたり、電磁気のコンデンサーからも出題されています。全範囲を可能な限り学習しておきましょう。
◆ 他学部との比較:他学部共通問題(試験時間短い)
他学部と共通の問題ですが、他学部では1科目90分で解くところを、医学部は1科目60分で解く必要があります。ここ数年は大問6題の構成になっています。
◆ 問題難易度:標問中心
理系学部共通問題であるため、基礎的な内容が中心です。教科書内容をきちんと理解できているかで勝負が決まるでしょう。知識が問われる空所補充問題、計算問題、理由説明問題、構造式を解答する問題など、様々な問題形式がバランス良く出題されています。
◆ 試験時間:短い
大問6題構成です。他学部では90分ですが、医学部は60分で解く必要があります。 1題あたり10分で解くには問題量が多く、試験時間はとても短いです。
◆ 目標得点率:60〜80%
70%が目標得点の目安です。問題自体の難易度はそこまで高くないですが、試験時間が短いので、時間内で高得点を取るのは難しいかもしれません。
◆ 取捨選択:必要
試験時間が短いので、時間配分に気をつけましょう。計算問題や理由を説明する問題は素早く解いて、ある程度分からなければ見切る勇気も必要です。
◆ 頻出分野:理論、無機、有機、高分子
これといった頻出分野の偏りはなく、様々な出題形式で各分野からバランス良く出題されているのが特徴です。ここ数年は、大問6題中、理論が2〜3題、無機が1題、有機が1〜2題、高分子が1題〜2題の構成です。高分子の出題比率が多く、2021年度では全体配点の約1/3を占めていました。
◆ 他学部との比較:他学部共通問題(試験時間短い)
他学部と共通の問題ですが、他学部では1科目90分で解くところ、医学部は1科目60分で解く必要があります。ここ数年は大問4題の構成になっています。
◆ 問題難易度:標問中心
理系学部共通問題であるため、基礎的な内容が中心です。教科書内容をきちんと理解できているかで勝負が決まるでしょう。論述問題が非常に多く、一方で計算問題はほとんど出題されません。
◆ 試験時間:短い
大問4題構成です。試験時間は、他学部では1科目90分ですが、医学部は60分で解く必要があります。1題あたり15分で解くには問題量と論述量が多く、試験時間はとても短いです。
◆ 目標得点率:60〜80%
70%が目標得点の目安です。問題自体の難易度はそこまで高くないですが、試験時間が短いので、時間内で高得点を取るのは大変です。
◆ 取捨選択:必要
試験時間が短いので、時間配分に注意しましょう。100字〜200字の論述問題が出題されることも多く、2021年度では合計730文字の論述が必要でした。論述問題を素早く処理できるかで差がつきます。
◆ 頻出分野:細胞・代謝、恒常性、反応・行動、生態、進化
細胞、進化・系統、生態が出題の中心で、4題中2~3題を占めています。残りは様々な分野から出題されており、近年は遺伝に関する問題はほとんと出題されていません。
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