医学部完全特化型 オンライン個別指導塾

ハイレベルな受験生が集まる国公立医学部の受験。その中でも「秋田大学 医学部に特化した対策」にはどのようにして取り組んでいけばいいのでしょうか?
この記事は、スタディカルテLabの教務チームが、秋田大学 医学部の入試問題から読み取れる出題傾向を分析したものです。秋田大学 医学部の入試傾向が、他の医学部とどのような違いがあるのかを理解し、現時点の学力から精度の高い対策を進めていくための参考にしてみてください。
秋田大学 医学部
種別
国公立大学
地域
東北エリア
学費
〜400万円
再受験寛容度
厳しい
男女比率
男6:女4
※ 学費:国公立大学の場合、卒業までの6年間の学費は350万円ほどです。
※ 再受験寛容度:近年の入学者の統計データから、22歳以上の受験生の合格率に基づいて分類しています。
※ 男女比率:近年の入学者の統計データの男女比に基づいて分類しています。
秋田大学は、秋田県にある日本の国立大学です。秋大と略称され、秋田県秋田市手形学園町1-1に本部を置き、医学部のキャンパスは 秋田県秋田市本道1丁目1-1に位置しています。JR秋田駅からバス(手形山大学病院線など)で大学病院前下車、徒歩約5分の立地です。
カリキュラムの特徴として、通称「オスキー」(OSCE:Objective Structured Clinical Examination)と呼ばれる模擬鑑別診断を1年次から段階的に実施していることで有名です。

配点は年度によって変更されている可能性があります。必ず最新の募集要項で確認してください。共通テスト最低点:462.5/600(2025年度 / 大学HP)77.1%
個別学力試験最低点:282/400(2025年度 / 大学HP)70.5%
総合最低点:790.5/1000(2025年度 / 大学HP)79.1%
教科配点:画像参照(2026年度 / 大学HP)
再受験寛容度:厳しい(近年の入学者年齢別分布から判断)
面接負担:200点
小論文負担:なし
共通テスト600点、個別学力試験200点、面接200点の合計1000点の総合評価で合否が決まる、非常に共通テスト重視の配点です。2025年度からは共通テストに情報Ⅰ(配点50点)が追加されました。 共通テストで失敗すると個別学力試験で逆転しにくいため、共通テストで高得点を取れるよう徹底的に対策しておきましょう。共通テストは全範囲からまんべんなく出題されるため、苦手な単元をなくし、時間内にミス無く解き切る力が鍵となります。
個別学力試験で理科は出題されませんが、共通テストの理科の配点が他の教科と比較すると2倍となっており、共通テストの理科が重視されていることがわかります。
個別学力試験には配点200点の面接があります。他の国公立医学部と比べて配点が高いため、面接対策もしっかりとおこなっておきましょう。
数学 | 英語 | |
|---|---|---|
問題の難易度 | 難問中心 | 標問中心 |
目標得点率 | 60〜80% | 80%〜 |
試験時間 | 短い | 普通 |
その他 | 難易度高めの問題が多く、全て解答するには試験時間が短め。学部共通問題は、標準レベルの数3範囲からの微積分であることが多い。医学部固有問題である残りの3題は、数1A2B範囲からの難しめの出題が目立つ。 | 平易〜標準レベルの出題で、比較的取り組みやすい問題が中心。長文読解2題と、100〜120字の自由英作文問題1題が出題されている。長文のテーマは医療や社会問題など最新のものが出題される傾向に。 |
◆ 他学部との比較:医学部固有問題(一部分を含む)
例年、大問4題中の1題は他学部共通問題、残りの3題が医学部固有問題であることが多いです。試験時間は90分で他学部と変わりません。ほとんどの問題が小問誘導に従って解答する形式で、どの問題にも小問が3〜4問程度あります。
◆ 問題難易度:難問中心
他学部共通問題の1題は標準的な難易度で、数3の微積分から出題される傾向にあり、誘導に乗って解き進める形となりそうです。残りの医学部固有問題の3題は、数1A2Bからの出題が多く、高い難易度のものが多く見られます。見慣れない設定の融合問題が出題されていて、丁寧な場合分けや図形的な考察が必要なことも多く、計算力・論証力・思考力などが高いレベルで要求されています。
◆ 目標得点率:60〜80%
60%が目標得点の目安です。医学部固有問題の対策で差がつき、数学の実力があれば75%以上も狙えます。ただし、全体に対する個別学力試験の配点比率はさほど大きくないため、共通テスト対策に力を入れたほうが、学習時間に対する効果が高いかもしれません。
◆ 試験時間:短い
試験時間に対する難易度を考慮すると、多くの受験生は試験時間が短いと感じるでしょう。思考力を要する問題や、計算量が多い問題も含まれているため、解答方針を見出すのに手間取ると、時間切れになる可能性が高くなります。
◆ 取捨選択:必要
できるだけ多くの問題を解きたいところですが、一部の高難度の問題や時間がかかる問題については、状況に応じて取捨選択する必要も出てくるでしょう。1題あたり20分を目安に解いて、解きにくいと感じた場合は次の大問に移ることを推奨します。他の受験生が得点するであろう問題での失点はないようにしましょう。
◆ 頻出分野:場合の数・確率、整数の性質、数列、ベクトル、複素数平面、微積分
他学部共通問題からは数3の微積分が出題される傾向にあります。医学部固有問題は思考力を問う傾向にあり、整数、場合の数と確率、ベクトル、複素数平面、数列が頻出です。
◆ 数3比率:〜40%
4題中1〜2題が数3範囲である年度が多いです。標準レベルの微積分から1題、複素数平面または極限から1題の組み合わせで多く出題されています。目標得点をクリアするには、難度の高い数学1A2Bの問題演習と、標準レベルの数3の微積分を優先的に仕上げると良さそうです。
◆ 他学部との比較:医学部固有問題(一部分を含む)
2021年度に限っては全て他学部との共通問題でしたが、その他の年度では医学部固有の問題が出題されています。一部の内容が他学部と同じ問題となっている年度もあり、傾向は不安定です。60分で大問3題構成(長文読解2題とテーマ自由英作文が1題)という形式は変わりません。
◆ 問題難易度:標問中心
難易度としては平易〜標準レベルの出題となっています。英文自体の難易度は高くなく、2023年度の英語長文問題は出題形式が全て4択問題で、文法・語彙的なものと、読解的なものに分かれていました。近年では2019年に80〜90字の説明問題が出題されていたものの、記述問題の出題頻度は全体的に少なめです。
例年出題される自由英作文は100〜120字で自分の意見を論述するものです。テーマは典型的であるものの、英文構成についての指示があるので、しっかりと設問を読んで適切な構成で作文する必要があります。
◆ 目標得点率:80%〜
医学部受験生であれば、80%を目標にしましょう。高得点勝負になりますが、英作文については対策次第で差がつくでしょう。信頼できる学校の先生や塾の講師から添削を受けておくことが理想です。
◆ 試験時間:普通
問題量から考えて、試験時間は標準的でしょう。大問1題あたり20分以内を基準に、自分なりの時間配分を考えておきましょう。長文問題は素早く処理し、できるだけ自由英作文に時間を使えるよう心がけましょう。先に第3問の自由英作文から解き始めるのもひとつの手です。
◆ 取捨選択:不要
取捨選択は不要です。英文量が多い年度もありますが、時間内に丁寧に英文を読み、きちんと解答根拠を持って選択できる状態を目指しましょう。
◆ 医学部固有テーマ:多い
長文問題では、新型コロナに関するものや、がん治療、死に関するジャンルからも出題されています。最新時事医療テーマに対するアンテナを張っておきましょう。英作文でも医療に関するテーマが出題されることがあります。
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