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私立医学部学費ランキング2026  奨学金や地域枠の活用方法、最新の学費動向も紹介

私立医学部学費ランキング2026  奨学金や地域枠の活用方法、最新の学費動向も紹介

更新日:

2026/9/7

公開日:

2024/12/24

医学部進学を目指すお子さまを持つ保護者の方にとって、「学費」は大きな関心事ではないでしょうか。
特に、私立医学部の学費は高額になるため、正確な情報と計画が必要です。

本記事では、2026年度入学における私立医学部の学費ランキングをご紹介するとともに、奨学金制度や地域枠選抜を上手に活用して負担を軽減する方法や、学費と偏差値の関係、近年の学費動向をお伝えします。ご家族にとって最適な選択をするための参考にしていただければと思います。

私立医学部 学費ランキング

以下の表は、私立医学部の6年間でかかる学費が低い順に一覧にしたものです。志望校選びの参考にしてください。
ランキング表の大学名からは、各大学の出題傾向について詳しい解説を確認できます。気になる大学の傾向を掴むために、ぜひお役立てください。

各大学のHPで公開されている情報をもとに作成しています。詳細は最新の募集要項などをご確認ください。

大学名

6年間総額(円)

1.
国際医療福祉大学

18,500,000

2.
順天堂大学

20,800,000

3.
関西医科大学

21,550,000

4.
日本医科大学

22,000,000

5.
藤田医科大学

22,126,000

6.
慶應義塾大学

22,419,600

7.
東京慈恵会医科大学

22,500,000

8.
自治医科大学

23,000,000

9.
東邦大学

25,800,000

10.
昭和大学(昭和医科大学)

27,000,000

11.
大阪医科薬科大学

29,075,000

12.
東京医科大学

29,841,800

13.
産業医科大学

30,697,800

14.
日本大学

33,380,000

15.
岩手医科大学

34,000,000

16.
聖マリアンナ医科大学

34,820,000

17.
愛知医科大学

35,100,000

18.
東海大学

35,506,200

19.
近畿大学

35,827,000

20.
久留米大学

36,378,000

21.
埼玉医科大学

37,000,000

21.
東北医科薬科大学

37,000,000

23.
獨協医科大学

37,300,000

24.
兵庫医科大学

37,600,000

25.
福岡大学

37,738,260

26.
杏林大学

37,740,700

27.
北里大学

38,900,000

28.
帝京大学

39,086,000

29.
金沢医科大学

40,443,000

30.
東京女子医科大学

46,214,000

31.
川崎医科大学

47,400,000

同じ私立医学部でも、最も学費が低い国際医療福祉大学で18,500,000円、最も高い川崎医科大学は47,400,000円と、倍以上の差があります。また、6年間の学費だけでなく、生活費やその他の出費など総合的な費用を考慮した上で志望校を決定しましょう。

国公立医学部と私立医学部の学費相場はどのくらい?

国公立医学部と私立医学部では、学費にどのくらいの違いがあるのでしょうか?それぞれの学費相場についてご紹介します。

国公立医学部の学費相場

国公立医学部に6年間通う場合にかかる学費は約350万円です。国立大学では、文部科学省の省令により授業料・入学料・検定料の標準額が定められていて、この標準額を基に各国立大学法人が学費を設定します。標準の入学料は28万2,000円、授業料は年間で53万5,800円となっており、ほとんどの国公立大学が標準額と同程度の学費を設定しています。

最近では2024年9月に、これまで標準額を設定していた東京大学が授業料を20%値上げすることを公表し、話題となりました。2025年度から東京大学の授業料は年間64万2,960円に改定されます。今回の学費改定は、理科三類(理三)を目指す医学部志望者や他の国公立大学にも影響を与える可能性があり、今後の学費動向にも注目が集まっています。

私立医学部の学費相場

一方、私立医学部の学費は6年間で平均3,200万円程度と、国公立医学部と比べて非常に高額です。ランキング表でもご紹介したように、私立医学部は大学によって学費に幅があり、4,000万円を超える大学もあれば、2,000万円以下の学費を設定している大学もあります。
したがって、医学部受験を考える場合には、どの程度まで学費を払えるかという点も考慮して志望校を検討する必要があります。

奨学金や地域枠の利用で学費を抑えられる場合も

国公立医学部と比較すると非常に高額となる私立医学部の学費ですが、奨学金制度地域枠選抜を活用することで軽減できる場合があります。

奨学金制度とは

奨学金制度とは、主に経済的な理由等で進学が難しい人に向けて、学費の給付や貸与を行う制度です。特に私立医学部は、充実した制度を設けている大学が複数存在します。

また、各地方自治体が独自で設けている医学部医学科向けの奨学金を利用できる場合もあります。日本学生支援機構のホームページでは「大学・地方公共団体等が行う奨学金制度」が紹介されているので、自分の志望校や自治体の情報を調べてみるとよいでしょう。

(参考:大学・地方公共団体等が行う奨学金制度|日本学生支援機構 )

こちらの記事では、特に奨学金制度が充実している順天堂大学・埼玉医科大学・東北医科薬科大学の3大学をご紹介しています。奨学金制度に関心のある方は併せてご参考ください。

▶︎ 条件や金額は?奨学金が充実している私立医学部3選

地域枠選抜とは

地域枠選抜(地域枠入試)とは、大学卒業後に特定の地域や診療科で医療に携わることを条件に受験生を選抜するための入試枠のことです。

地域枠選抜では一般的に、大学卒業後に一定の期間、大学が指定する地域や診療科で医療に携わることを条件として、奨学金を貸与する制度が整えられています。条件を満たせば奨学金の返済が免除されることがあり、このような制度を活用することで、実質的な学費負担を抑えることができます。

地域枠選抜について、詳しくは以下の記事もご参考ください。

▶︎ 医学部地域枠とは?選抜制度と全国医学部の地域枠一覧を紹介

地域枠選抜の受験を含め、奨学金制度を利用する際には、事前に条件をよく確認しましょう。多くの場合、奨学金制度は貸与型であり、基本的には将来返済する必要があります返済する際には借りた金額に利子がつくこともあるので、将来のマネープランをよく検討したうえで制度を有効に活用しましょう。

偏差値が高いほど学費は低くなる傾向がある

2,000万円以下から4,000万円超まで幅のある私立医学部の学費。その金額は、偏差値にも影響を及ぼす場合があることをご存知でしょうか?

以下のグラフは、私立医学部における学費と偏差値の関係を示したものです。私立医学部全31校をプロットすると、偏差値が上がるにつれて学費は下がる傾向にあることが読み取れます。

私立医学部 学費と偏差値の関係

なお、上記の傾向から少し外れた値を示す大学として、国際医療福祉大学や慶應義塾大学が挙げられます。国際医療福祉大学医学部は2017年に新設された新しい医学部ですが、学費が低いことで有名であり、志願者は毎年4,000名前後と、関東圏で人気の私立医学部として定着しつつあります。慶應義塾大学医学部の学費は比較的安価(2,000万円台前半)であり、その偏差値は同価格帯の私立医学部の中でも頭ひとつ抜けていることがわかります。

学費の変化が志願者数に大きく影響することも

私立医学部の出願校を決める際には、学費面が重要な検討材料となる受験生も少なくありません。実際に、学費の増減が志願者数に大きく影響した例や、最新の動向をご紹介します。

  • 順天堂大学は2008年度に学費を約900万円値下げしました。その結果、志願者が大幅に増加し、偏差値が上がったことで、現在は「私立医大四天王」や「私立医学部の新御三家」のひとつとして名を連ねるまでになっています。

  • 東京女子医科大学は2021年度に約1200万円の学費増額をおこないました。その影響で、志願者数は学費増額前の6割程度に減少しています。
    また、2027年度以降の新入生・在学生に対しては、6年間の合計で220万円の学費減額をおこなうことが発表されています。
    (参考:2027年度(令和9年度)医学部・看護学部の学納金改定(減額)および入学金に係る学生の負担軽減のお知らせ|東京女子医科大学

  • 最近では2023年度に、大阪医科薬科大学が約300万円、関西医科大学が約670万円の学費値下げをおこなうことが話題となりました。その結果、2023年度入試の合計志願者数は前年と比較して、関西医科大学では3,861名から5,437名に急増、大阪医科薬科大学では2,949名から3,501名に増加しました。

  • 2026年度入試からは、藤田医科大学が6年間の総額で828万円と大幅な値下げをおこなうことを決定しました。この変更により、志願者数などに大きな影響がある可能性もあるので、注意しましょう。

  • 東北医科薬科大学では、2026年度入試から6年間の総額で300万円の値上げをおこないます。今後の受験生の動きに注目が集まります。

このように、今後も学費の変動によって偏差値や志願者数が変化する可能性があります。最新の動向をよくチェックしておきましょう。

志望校・併願校選びをサポート

本記事では、私立医学部の学費ランキングや相場、偏差値との関係、近年の学費動向についてご紹介しました。志望校選びの参考になれば幸いです。

私立医学部に合格するためには、学費面はもちろんのこと、偏差値や個別学力試験の配点比率といった情報、さらには入試問題との相性を確認し、自分に合った受験校を選択することも大切です。志望校が決まったら、志望校の入試傾向に沿った学習に取り組みましょう。

とはいえ、限られた時間の中で、自分ひとりで情報収集や過去問分析をおこなうには限界があるでしょう。受験本番までの限られた時間を志望校に直結する勉強に充ててもらえるよう、スタディカルテLabでは3分で医学部入試との相性が確認できる『志望校相性診断』を無料でご提供しています。LINEに登録後、簡単な質問に答えていただくだけで、相性の良い志望校を診断することができます。ぜひご活用ください。

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