「当初は、今通っている大学を卒業してから再受験しようかと思っていました。ところが、医学部を意識し始めたら、もう目の前のことに集中できなくなってしまったんです。」そう語るYくんは、旧帝大の理学部で3年間を過ごしていました。しかし、研究室の先輩やOBたちの話を聞くうちに、「このまま進学して研究を続けることが、本当に自分のやりたいことなのか?」という疑問が湧き始め……次第に、「医師になりたい」という思いが募り、大学を休学して医学部再受験に挑戦することを決意。約1年間の受験勉強の末、見事、山形大学医学部に合格を果たしました。さらには、併願していた、昭和大学医学部、東北医科薬科大学医学部にも合格。どのような対策で志望校合格を掴んだのか、Yくんに詳しく伺いました。再受験で医学部受験を検討している方の参考になれば幸いです。プロによるアドバイスを受け、独学での不安を払拭大学3年生の冬、休学を決意大学3年生の1月頃、通っていた大学の先輩や先生たちの話を聞いている中で、将来について考えるようになり、「医師になりたい、再受験をしよう」という気持ちが芽生えました。まずは家族に相談しようと思い、父に電話で伝えたら、「いいんじゃない?応援するよ」って言ってくれて。大学3年生の2月から再受験することを決め、大学を休学して本格的に医学部再受験の勉強を開始しました。最初の2ヶ月くらいは完全に手探り状態で、とにかく基礎を思い出すところから独学で始めました。理学部に通っていたものの、医学部受験についてはあまり詳しくなかったので、どのような対策をしていくべきなのか不安に感じていて。そんな時に、インターネットで情報を検索していたところ、スタディカルテLabを見つけました。スタディカルテLabで自分に最適な受験戦略を立てるLINEで問い合わせをしてすぐに、学習プランナーの吉岡さんとの面談を設定してもらうことができ、1年間の学習計画や志望校について相談しました。漠然と「国公立医学部を受験しよう」と考えていたのですが、既卒(浪人)受験生の年齢別合格者分布などのデータを見せてもらい、再受験生にも比較的寛容な山形大学医学部を第一志望とすることに決めました。▼ Yくんの受験戦略シート(一部抜粋)物理→数学→国語とピンポイントの対策もともと勉強に対する苦手意識はなかったので、基本的には自学自習で進めていこうと思っていました。ただ、学習のペースメーカーとしての役割と、わからない問題について質問できる環境を求めて、2024年3月にスタディカルテLabに入塾しました。まずは物理を5ヶ月間、その後数学を3ヶ月間ほど受講し、最後の2ヶ月間は共通テストに向けた国語の対策をお願いしました。受講目的を明確にして、必要な指導を、必要な分だけ受けられるのは、自分にとても向いていたと思います。物理と数学は比較的得意だったので、個別学力試験に向けたトレーニングとして、手応えのある難しい問題を出してもらうよう先生方にお願いしていました。自分のレベルに合わせて問題を選定いただいて、どの問題もかなり難しかったことを覚えています。▼ 左:物理(鳥田講師)、右:数学(河原田講師)共通テスト直前の2ヶ月間は、国語の対策に切り替えました。国語は、これまで共通テスト模試などで伸び悩んでいたのですが、岩間先生の授業を初めて受講したときに、「なるほど、こうやって国語の問題は解くのか!」と感動しました。先生のご指導のおかげで、最終的には共通テストで172点を取ることができました。▼ 国語(岩間講師)図書館を拠点に、1日8〜10時間の勉強「国公立の過去問」を駆使した独自の勉強法大学を休学中だったこともあり、基本的には丸一日、図書館で勉強する日々でした。個別学力試験の対策については、すでに定番の問題集などはある程度仕上げていたため、受験後半期はいろいろな国公立大学の過去問を解いていました。自分で過去問を調べたり、学習プランナーの吉岡さんに山形大学対策に適するレベルの国公立大学を教えてもらったりして、それらの過去問を片っ端から演習していました。勉強だけでなく、適度な気分転換も大切に再受験の勉強をしている期間も、週1回のアルバイト(塾の先生)は続けていました。また、たまに大学の同級生と一緒にご飯を食べたり、ランニングをして体を動かしたりすることで、良い気分転換になりました。ずっと図書館で1人で勉強をしていると、人と会話する機会が極端に減ってしまうので、アルバイトや友達と過ごす時間などがあったのは、自分にとってよかったと思います。受験を振り返って念願の医学部合格!共通テストは87%としっかり得点でき、個別学力試験もクリアして、念願の山形大学医学部の合格を勝ち取りました。私立医学部もいくつか受験し、昭和大学医学部と東北医科薬科大学医学部で合格をいただきました。スタディカルテLabでは、各大学の試験の前に、面接対策もお願いできたのでありがたかったです。正直、受験勉強は辛いというより、楽しかったです。自分がなりたい将来像に近づいている実感が湧いて、すごく良い経験でした。医学部受験に重要なのは、覚悟だと思います。中途半端な気持ちでは乗り越えられなかったと思っています。私立医学部の試験当日、まさかのトラブルも私立医学部の試験当日、雪が降る中、慌てて会場に向かっていたのですが、とあることに気づいて。実は、時計を忘れたんですよね……結局は時計を入手できなかったのですが、試験会場に時計があり、安心しました。試験当日には何が起こるかわからないので、これから受験を目指す受験生は余裕を持った行動をすることをおすすめします。新たなスタート─ 6年間の医学部生活へ大学入学後は、また1年生からスタートすることになるので、しっかりやっていこうと思います。現役で入学する学生と比べると自分は少し年上ですが、負けないよう頑張ります。これまで通っていた大学ではソフトボールをしていたのですが、山形大学にもソフトボール部があるそうなので、スポーツもやっていきたいと思っています。春から新たな環境で、頑張ってください!医学部合格への最短距離は、過去問分析×オンライン個別指導独学での不安を、プロ講師によるオンライン指導で効率よく補い、見事、医学部再受験に成功したYくん。過去問を活用した戦略的な対策によって、「医師になりたい」という夢に一歩近づきました。医学部合格の鍵は、志望校の配点・科目・偏差値や模試の成績などの情報から精度の高い分析をおこない、自分に本当に必要な学習を見極め、そこに集中すること。オンライン個別指導塾スタディカルテLabでは、志望校別の入試傾向と生徒の学力状況から個別に重点課題を明確化し、ポイントを押さえた受験戦略で合格までの道のりを導いています。全国82大学の多種多様な医学部入試を徹底分析スタディカルテLabでは、専門の教務チームが全国82大学の国公立医学部・私立医学部の入試傾向を徹底的に分析し、無料で情報を公開しています。ぜひ受験勉強にお役立てください。模試・過去問の答案から、専門家があなたの学力状況を精密診断医学部受験に精通した学習プランナーによる学習カウンセリングを通して、模試の判定や得点だけではわからない生徒自身の学力特性や志望校との相性を徹底的に分析します。合格に直結する重点課題を抽出し、オンライン個別指導で解消志望校の入試傾向と現状の学力との差分から、重点課題を明確化した上で、精鋭のプロ講師によるオンライン個別指導を実施。きめ細かなサポートによって、志望校に合格するための最短効率の学習が実現します。60分の体験授業を無料でご受講いただけますので、ぜひ一度、プロ講師によるワンランク上の指導をご体験ください。合格体験記をもっと読む▶︎ 東邦大学医学部に合格!大手予備校での悩みを解決した「志望校の出題傾向から逆算する学習法」とは(Tくん)▶︎ 新潟・慈恵・日医など多数合格! 苦手な英語を得点源にするまでの軌跡(Iくん)▶︎ 偏差値55・E判定から大逆転!国公立から私立に切り替えて掴んだ金沢医科大学医学部合格(Sくん)▶︎ 再受験で国際医療福祉大学医学部に合格!4ヶ月間の短期集中で勝ち取った夢への切符(Bさん)▶︎ 文系から再受験で島根大学医学部医学科に合格!理数の偏差値を+15以上伸ばした受験勉強(Yくん)▶︎ 偏差値40台・E判定からの川崎医科大学合格!逆転合格を実現したオンライン個別指導塾での1年半(Dくん)▶︎ E判定でも諦めず、東京女子医科大学医学部に正規合格!(Aさん)▶︎ 共通テストでの失敗を乗り越え、1ヶ月で愛媛大学医学部医学科に逆転合格!(Mくん)