日本の中学を卒業後、アメリカの高校に通いながら、ハンガリー国立大学医学部の受験を目指しはじめたRさん。数ある学習塾の中からスタディカルテLabを見つけ、2024年5月から化学と生物の受講を開始しました。日本のカリキュラムにおける化学基礎・生物基礎がほとんど未履修という状態から、3ヶ月半という短期間の受講で、見事ハンガリー国立大学医学部の本コース一次審査&予備コースに合格!受験までの歩みや、当日の試験内容などについて詳しくお聞きしました。ハンガリー国立大学医学部に関心を持つ受験生の参考になれば幸いです。模索する中で出会ったスタディカルテLabの「合格体験記」―なぜ医学部を受験しようと思ったのですか?幼い頃から、漠然と医師になりたいと考えていたのが大きな理由です。病院でのインターンなどで実際の医療現場を経験するうちに、漠然とした夢だったものが明確な目標へと変わりました。患者さんに安心を届け、次の一歩を提供できるのが医療だと思うので、患者さんの人生観や価値観に寄り添った医師になりたいなと思っています。―スタディカルテLabに入塾したきっかけは?スタディカルテLabの合格体験記を読んだのがきっかけです。私はアメリカの高校に通っているので、学んでいるカリキュラムが日本とは全く違います。そんな中でハンガリー国立医学部の受験を考えていたのですが、何をどう対策したらいいのか全く見えていませんでした。TOEFLの予備校の先生に、ハンガリー国立医学部を受験することを相談したら、「理科も予備校で対策したほうがいいんじゃない?」とアドバイスをしてくれて、そこから塾を探し始めました。いろいろと調べる中でスタディカルテLabの合格体験記を見つけ、オンラインだったらアメリカにいても授業を受けられるし、体験記を読んでみて、この塾良さそうだと思って問い合わせました。3ヶ月半の集中対策で「解ける!」を実感―入塾後の受講内容について教えてくださいスタディカルテLabに入塾したのは2024年5月のはじめで、化学と生物を受講しました。そして、2024年8月17日にハンガリー国立医学部の試験を受けました。私が通うアメリカの高校のカリキュラムは、「なぜそうなるのか?」という現象理解が中心で進度が遅く、ハンガリーの医学部で出題される範囲とは大きな乖離がありました。3ヶ月半の間に受験できるレベルにまで持っていかなくてはならなかったので、化学の内田先生も、生物の藤田先生も、「急がないとね!」と言っていたのを覚えています(笑)先生方に、未修範囲を埋めていただけたことが良かったです。入塾当初はアメリカから受講していたので、時差を考慮して基本的には日本時間の朝早めの時間帯に授業をしてもらっていました。―内田講師の化学はいかがでしたか?これまで、日本のカリキュラムとは全く違う学び方をしていたので、「化学基礎の基礎」みたいなところから教わり始めました。体験授業ではmolの計算からスタートしました。正直、最初は自習をしようとしてもぜんぜん問題が解けないレベルでした……。そのため、授業で知識をインプットし、教えてもらった内容を宿題の演習問題でアウトプットするという流れで指導してもらいました。自習時には、授業で学んだ先生のやり方を自分の手元で再現するということを何度も繰り返しました。はじめはピンと来なかった内容も、繰り返していくうちに「ああ、こういうことだったんだ!」と思えるくらい解ける実感が得られて良かったです。▼ 内田講師(化学)の板書―藤田講師の生物はいかがでしたか?高校で植物などは学んでいたのですが、anatomy(人体・解剖学)の授業は来年のカリキュラムなので、今まで全く学んでいませんでした。自分の知らない内容が多かったため、とにかく藤田先生に講義してもらって、インプット中心で学んでいきました。履修していないところを授業で押さえてもらい、とても助かりました。暗記は、受験直前に本格的にはじめました。自分なりにまとめノートを作成して流れを理解したり、用語を整理したりと、工夫しながら頑張りました。試験が近くなってきた頃に、力試しとしてセンター試験の過去問を解いてみたところ、わりと解けるようになっていて実力がついたことを感じました。▼ 藤田講師(生物)の板書(左) と Rさんのまとめノート(右)ハンガリー国立大学医学部の入試を振り返って―実際に試験を受けて、いかがでしたか?試験本番は、先に生物を10分くらいでざっと解いて、化学を終えてからまた生物に戻りました。生物は、20問すべてが選択問題でした。臓器や生殖、発生からの出題はなく、見慣れない細胞の名前が出ました。今年の生物は、例年に比べて難化していたかもしれません。自分の手応えとしては6割くらい正答できたかなという感じです。化学は、20問中半分以上が理論で、4〜6問が有機でした。計算問題は簡単だったのですが、有機で苦戦しました……。全体的には、7割くらい正答できたかなという感触です。私は英語の試験が免除されていて、英語免除者のうち半数くらいが筆記試験を通過したと思います。例年よりも見慣れない用語が多く、自信を持って解答しづらく、終わった直後は正直ダメだと思いました(笑)受験対策は基礎の基礎からのスタートでしたが、なんとか本番に間に合ってよかったです。―面接はどうでしたか?面接官は、外国人女性が1人と、日本人男性が3人で、合計20分程度の面接でした。はじめに英語で2分程度簡単な会話をしました。「なぜ今の高校を選んだか」「卒業後のキャリアはどう考えているか」を聞かれ、答えた内容に関しては特に深掘りされませんでした。次に、日本語での面接に移りました。志願書に書いていた内容(医師になりたい理由など)については聞かれませんでした。「なぜその大学を第一志望にしたのか」「アメリカでの高校生活について」「合格後、ハンガリーに6年間住むことについてどう思うか」「アメリカで医師になる道もあるが、なぜハンガリー医学部を目指したのか」などの質問をされました。怖い面接官はいなくて、圧迫面接のような雰囲気もありませんでした。―受験の結果と今後について教えてください本コースと予備コースを併願し、どちらも合格しました!自分としては、できれば本コースに進みたいと思っています。今後は、2025年の4月に本コースの二次審査(※)を受験予定です。3月頃にハンガリーの事務局が実施している速習講座があるので、それを受講したいと考えています。もし消化不良があったり不安があったりしたら、もう少しスタディカルテLabのサポートを受けるかもしれません。※ 本コースの二次審査では、理科科目の口頭試問が課せられ、提示されるトピックについて英語で説明したり、ディスカッションをおこなったりします。例えば、「細胞とは何か?」といったトピックに対し受験生が回答を述べ、試験官がその回答に関連するさらに細かい内容を質問するといったイメージです。トピック自体への理解力はもちろん、論理立てて説明する英語力や臨機応変に相手に伝える力が求められるため、独特の難しさがあるといわれています。試験官との会話のやりとりも想定し、聞かれそうな質問をあらかじめ考えておくといった対策をしておくことが大切です。―受験生へのメッセージ私自身、基礎が何もない状態からのスタートだったけれど、スタディカルテLabの授業をちゃんと聞いて、復習をしっかりして頑張れば、道は開けるって思いました。これから受験を目指す人も頑張ってほしいです。ハンガリー医学部の場合は、日本の大学入試に比べて入学後が大変だと思うので、これからも頑張ります。そして将来的には、患者の人生観や価値観に寄り添える医師になりたいです!―今後に向けてますます気合の入るRさん。この度は本当に合格おめでとう!引き続き応援しています!プロの受験戦略を武器に、医学部合格へアメリカの高校に通いながら、短期間の集中対策をおこない、見事ハンガリー国立医学部の本コース一次審査&予備コースの合格を掴みとったRさん。試験範囲と自分の学習状況の差をプロ講師に埋めてもらいながら、志望校に特化した内容を効率良く学習したことが合格につながりました。オンライン個別指導塾「スタディカルテLab」では、短期間でハンガリー国立医学部への合格を導いた学習プランナーが、医学部受験の学習相談を無料でお受けしています。(保護者の方からのご相談も承っております。)「ハンガリー医学部を目指すにはどのような勉強をすればいい?」「現時点での学習状況から、どのように優先順位をつければいい?」「今の使用教材はどのように活用すればいい?」といった悩みについて、あなたの現状を深くヒアリングした上でアドバイスいたします。学習相談は初回30分が無料です。この機会にぜひご活用ください。また、スタディカルテLabでは現在、新規受講生を募集中です。60分の体験授業を無料でご受講いただけますので、ぜひ一度、プロ講師によるワンランク上の指導をご体験ください。自分にも志望校にも最適化された対策で、合格を確かなものにしましょう!▼ 体験授業のお申し込みはこちらから。お待ちしております!合格体験記をもっと読む▶︎ 2ヶ月半の短期集中で、ハンガリー国立医学部の本コース1次審査に合格!(Eさん)▶︎ 出題傾向に完全特化した対策で、ハンガリー国立医学部4大学全てに合格!(Mさん)