国際的に通用する大学入学資格を得ることができる「国際バカロレア(IB)」プログラム。グローバル化に伴い日本でも徐々に認定校が増えているため、耳にしたことがある方も多いかもしれませんが、実際にはまだ対策法などが十分に出回っているわけではありません。そこで今回は、1条校(※)の日本語ディプロマプログラムに在籍し、スタディカルテLabで化学を受講したFさんへのインタビュー記事をお届けします。今後、国際バカロレア資格の取得を考えている方や、国際バカロレア資格試験の対策方法に迷っている受験生、その保護者の方々の参考になれば幸いです。(※) 1条校とは、文部科学省の学習指導要領の規定に従ったカリキュラムが組まれている学校で、いわゆる一般的にイメージされる「学校」のこと。ディプロマプログラム(Diploma Programme)は、4つの国際バカロレアのプログラムのうち、16〜19歳を対象としたものです。日本では高校に相当し、大学入試資格取得を目的として学びを深める内容となっています。国際バカロレア、ディプロマプログラムについての詳細は前回の記事で紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください。高3の夏、国際バカロレア資格の最終試験対策を強化ー国際バカロレア資格試験を受けるきっかけは?私が通う高校には日本語ディプロマプログラムがあり、入学時からプログラムの存在は知っていました。入学当初は全く考えていませんでしたが、担任の先生から勧められ、授業のスタイルが自分に合っていると思ったので中学3年生の時に取得を決めました。ディプロマプログラムでは、帰国子女のクラスメイト達に混じって英語の教科書で授業を受けたり、論文を書く課題が多く出たりします。英語での勉強に苦労することもありましたが、ディプロマプログラムを選んで良かったです。2年間の学びを通して世界でも通用する思考力、文章力などが身に付きました。ー高校3年生の1学期にスタディカルテLabで受講を開始。きっかけは何でしたか?私は化学のスタンダードレベルを履修していました。ディプロマプログラムの授業は英語が中心なので、やはり自力では復習が難しい部分がありました。高校3年生の1学期には、最終試験範囲の学習が終わっていましたが、特に化学は期末テストの点数があまり良くなくて…。このままでは最終試験も厳しいと感じ、復習の手助けになる塾を探すことにしました。いくつかの塾に資料請求や問い合わせをしましたが、国際バカロレアに対応してくれる塾がなかなか見つからなかったんです。資料には「国際バカロレアに対応します」と書かれていても、実際に問い合わせてみると、対応できる講師がいないとお断りされたこともありました。最終的に、対応可能とお返事をくださったスタディカルテLabにお願いすることにしました。実験と試験のギャップ、英語と日本語のギャップを乗り越えるー実際に受講してみていかがでしたか?私は河原田講師の化学を受講していたのですが、毎回真剣に向き合ってくださることが嬉しかったです。過去問などの質問にも丁寧に対応してくださって、疑問点を消化していくことができました。何となく理解したつもりになっている点もプロの先生に基礎から教えていただけて、ありがたかったです。学校での化学の授業は実験がメインだったこともあり、テストの問題を解くために知識を定着させるところまで手が回っていなかったんです。普段の授業内容(=実験)とテストで問われる内容(=知識)とにギャップがあり、実験と知識をどう繋げれば良いのか、勉強法に悩んでいました。スタディカルテLabでは、実験とのつながりや、何を覚えるべきかを教えていただきながら、知識を補強していきました。また、学校では教科書も全て英語で、帰国生でもない私は自習に時間がかかっていました。化学はもともと得意ではなかったので、「英語の問題文を読解する → 問題を解く」という2段階のハードルを乗り越えることが大変だったんです。なので、スタディカルテLabでは知識を日本語で整理しながら教えてもらえたことも、すごく助かりました。ーオンラインでの授業はいかがでしたか?学校がそれなりに忙しかったので、私にはオンラインでの受講が合っていたと思います。最初は対面の塾も考えていましたが、オンライン授業は移動の必要もなく、短時間で集中して自分の時間を作ることができました。自習にはオンライン経由の板書がとても役に立ちました。化学は満点!見事、国際バカロレア資格を取得ー11月の最終試験、結果はどうでしたか?もともと化学に不安があってスタディカルテLabのお世話になりましたが、蓋を開けてみると最終的にスコア7分の7、満点を取ることができました!自分でもとても驚いています。学校の先生も、まさか私が化学で満点を取るとは予想していなかったみたいです(笑)ー満点はすごいですね! Fさんの今後の進路を教えてください。今は、日本国内の大学の文系学部を目指しています。国際バカロレアの結果を活用する試験に加えて、一般受験も考えています。一般受験では国際バカロレアのスコアを直接使うわけではありませんが、国際バカロレアで身に付けた英語力や文章力が一般受験の勉強にも活きていることを実感しています。また、国際バカロレアの資格があれば9月入学の試験を受けられる国内の大学もあるので、9月入学も視野に入れています。ー最後に、国際バカロレアの資格を入試に活用しようと考えている高校生や受験生に、メッセージをお願いします!国際バカロレアの試験対策で悩んでいる方には、スタディカルテLabの利用をおすすめしたいなと思います。というのも、国際バカロレアはエッセイの試験というイメージがありますが、理系科目の最終試験は暗記やテクニックにかかっているといっても過言ではないからです。私の場合は、文系科目や論文などの方が得意だったこともあり、理系科目は自分で対策しづらい部分が多くありました。試験までの限られた時間の中、苦手なところはしっかりプロの方に教えてもらったほうが、安心して勉強に集中できると思います。ーそう言っていただけて嬉しいです。本日はありがとうございました!ありがとうございました!学習相談や体験授業も受付中!以上、1条校の日本語ディプロマプログラムに在籍し、スタディカルテLabで化学を受講した結果、化学は7点満点、総合評価45点中40点というスコアで国際バカロレア資格を見事に取得されたFさんへのインタビューをお届けしました。Fさんはその後、慶應義塾大学総合政策学部に合格し、進学されました。おめでとうございます!スタディカルテLabの指導カリキュラムは生徒ひとりひとりにオーダーメイド。国際バカロレアの取得を考えている方はもちろん、「集団授業が合わなかった…」「ピンポイントな対策で効率的に学習したい」「自分に合ったスケジュールで自宅学習したい」といった方は、ぜひ一度、無料の体験授業や学習相談を試してみてくださいね。▼ 体験授業や学習相談のお申し込み、資料請求はこちらから。お待ちしております!https://studykartelab.com/taiken