こんにちは!スタディカルテLabの樋口です。新しい学年になって、もうすぐ初めての定期テストが始まる人も多いのではないでしょうか?今回は、定期テストの直前期の学習方法に関する記事です。これまで様々な学力の生徒を指導してきましたが、伸び悩んでしまう生徒がやっているテストの受け方には共通点があります。この記事を読んで、自分の勉強の仕方を振り返るきっかけにしてみてくださいね。伸び悩む生徒のテスト対策①:丸暗記▼このような特徴に当てはまる人は要注意!▼学校の授業を受けている時に分からないことが多い。テスト直前に追い込まれて一気に勉強しがち。定期テストだと点がとれるけど実力テストは全然できない。公式や解法をすぐに忘れてしまう。何故そうなるのか?を説明できない。このようなタイプは記憶力が良い生徒に多く、表面上は良い点数が取れてしまう場合があります。しかし、点数があがることと、本質的に理解していることは、イコールではありません。残念ながら大学入試では、その場しのぎの学習で解けるような問題はほとんど出題されません。例えるなら、定期テストは短距離走、大学入試は長距離走のようなものです。高校2年生までにどれだけ ”正しい学習” を積み重ねられているかで、受験直前期の伸び方も大きく異なります。丸暗記タイプに必要な対策は?→きちんと理解するための環境を整えることでは、 “正しい学習” とはどのようなものでしょうか?これは決して特別なことではなく、学力の高い生徒なら当たり前にやっていることです。学習を進めるにあたって、次の2つのプロセスを守ることが大事です。 ① きちんと理解する(input) ② 問題演習で定着させる(output)丸暗記タイプの生徒は、①が欠けていることがとても多いです。一方で正しく学習が進められている生徒は「何故そうなるのか?」という問いに対して、順序立てて説明することができます。正しい学習習慣が身についていれば、公式を忘れることはありませんし(忘れても導き出すことができます)、応用問題も解けるようになります。問題の理解度と取り組み方を簡単な図で説明します。問題を解いて答えを確認したら、それぞれの問題を◯△×の3つに分類しましょう。◯:理解したうえで解ける△:解けなかったが理解はできた×:理解できない△と×は勉強の取り組み方が異なります。×のものは△になるようにきちんと理解する勉強を、△のものは◯になるように問題演習を重ねて定着させましょう。受験期に苦労しないためにも、定期テストの度にその場しのぎの勉強をするのではなく、計画立てて勉強を進めることが重要です。毎回の定期テストをうまく活用し、大学受験本番に向けて着実にステップアップしていきましょう!スタディカルテLabでは、無料学習相談を受付中です。「勉強方法のアドバイスがほしい」「自分に合う教材を教えてほしい」などの相談に、無料でお答えします。必要な人は、スタディカルテLabのLINE公式アカウントに「無料学習相談」とメッセージを送ってください!スタディカルテLab LINE公式アカウント:https://lin.ee/2swPf2ClBID:【@studykarte】伸び悩む生徒のテスト対策②:いきあたりばったりな学習計画▼このような特徴に当てはまる人は要注意!▼教科ごとの学習時間に大きく偏りがある色々考えてみるものの、結局はテスト直前は全然計画通り勉強ができていない部活などが忙しくて、学習時間がそもそもあまり確保できない普段から自分の学習時間を把握せずに、いきあたりばったりで目の前の課題をとりあえずこなしているというタイプの人は要注意です。直前期にやっている学習が曖昧で、自分の定着を正しく確認せずにテストを迎えていることが多く、点数にばらつきが出てしまいます。学校の授業内容を理解していたとしても、テスト前勉強の時間配分が適切でないために定着できていないのは、非常にもったいない状態です。1週間の自分の学習時間を洗い出したうえで、教科に応じてバランスよく学習時間を確保することが大切です。いきあたりばったりタイプに必要な対策は?→学習計画を具体的に立てるテスト勉強に取りかかる前に、次の手順に沿って学習計画を立てましょう。● STEP1:時間配分を考えるテスト2週間前くらいから、試験までの合計学習時間を考えてみましょう。例えば、平日1日2時間、土日1日5時間を勉強するなら、1週間あたり20時間になります。バランスよく英数国理社の5教科を頑張りたいのであれば、1教科につき4時間/週という基準のもと学習を進めることになります。数学や英語を特に頑張りたいのであれば、1週間で英数はそれぞれ5時間、その他の3教科をそれぞれ約3時間というように調整します。● STEP2:ToDoを全て書き出す科目ごとに目標点数を設定し、何をすればその目標点数が取れるかを考えてみてください。具体的にToDoリストを書き出し、やるべきことを可視化しましょう。● STEP3:ToDoを分類する科目ごとに時系列の表を作り、ToDoリストの項目を分類していきます。「いつまでに、何を、どれくらいやれば良いか?」を明確にしていきましょう。このとき、STEP1で考えた時間配分の中に収まらないToDoは計画に入れないことがポイントです。※ 実際には限られた時間の中で全てが計画通りにはいかないこともあるので、立てた計画の8割ほどが達成できたら十分という気持ちで取り組むことも大事です。「テスト対策シート」を活用しよう!テスト勉強のToDo整理ができる「テスト対策シート」を無料配布中です。必要な人は、スタディカルテLabのLINE公式アカウントに「テスト対策シートが欲しい」とメッセージを送ってください!スタディカルテLab LINE公式アカウント:https://lin.ee/2swPf2ClBID:【@studykarte】伸び悩む生徒のテスト対策③:テスト後の振り返りが不十分▼このような特徴に当てはまる人は要注意!▼テストが終わった後、復習や振り返りをしていない復習や振り返りが曖昧になっている定期テストが返ってきた時は、ついつい点数ばかりに意識がいってしまうものですが、テストで重要なのは内容ですよね。「なぜ×だったのか」「何が原因で点が取れなかったのか」を具体的に分析することが必要です。振り返りが十分にできていない人は伸び悩む傾向にあります。具体的な分析ができていないと、実力テストや入試でまた同じようなミスをしたり、見たことはある問題なのに解けなかったりします。テストの点数の良し悪しに関わらず、"何ができていて何ができていないのかを洗い出す" 習慣をつけることが大事です。テスト後すぐにその洗い出しをするかしないかによって、その後の伸びが大きく左右されます。振り返りが不十分なタイプに必要な対策は?→課題分析をするテストの内容を見ながら、ケアレスミスをしてしまったのか、解き方を理解できていなかったのか、解答を見てもピンとこないのかなど、自分なりに課題を分析して書き出しましょう。分析ができたら、その課題を克服するための対策を考えます。次に同じような問題を解く時にはどのような行動を取れば改善できるのかを考え、具体的に書くことが大事です。最初はなかなか上手く書けないかもしれません。大事なのは、自分の頭で対策を考える習慣をつけることです。習慣がつくと、今まで曖昧になってしまっていた課題がはっきり分かってくるようになります。課題と対策が書けたら、あとは具体的なアクションを実行していくのみです!「課題分析シート」を活用しよう!具体的な課題の書き出しをサポートする「課題分析チェックシート」を無料配布中です。必要な人は、スタディカルテLabのLINE公式アカウントに「課題分析チェックシートが欲しい」とメッセージを送ってください!スタディカルテLab LINE公式アカウント:https://lin.ee/2swPf2ClBID:【@studykarte】いかがでしたか?テスト前の時間の使い方や、テスト後の行動次第で、より効率よく学力を上げることができます。学校の定期テストを有意義なものにできるように、スタディカルテLabを学習のペースメーカーとして上手に活用してみてください。在塾生は、学習習慣の確立を教務チームが全面的にサポートします。気軽にLINEで相談してくださいね!