2021年度、愛媛大学医学部に現役合格したMくんに、合格までの軌跡をお聞きしました。スタディカルテLabがオープンしたばかりの頃に入塾を決めたMくん。他塾とも併用する中で、スタディカルテLabのサービスをどのように活用し、合格を掴んだのか?このインタビューが、現在スタディカルテLabへの入塾をご検討中の方はもちろん、すでに授業を受講されているご家族のご参考にもなればと思います。戸惑いながらも初めてのオンライン個別指導をスタートー 入塾のきっかけは何ですか?もともと数学の樋口先生が関西にいたときに、兄がお世話になっていたのがきっかけです。兄は元々数学は得意で、センター試験の数学も満点で、神戸大学医学部に合格したんですが、その兄から、樋口先生の授業はとても分かりやすかったと聞いていました。ただ、2017年に先生が起業するために東京へ拠点を移してしまったので、対面では教えてもらえなくなってしまい、弟の僕も指導してもらおうとしていた母が困っていました。笑数年経ち、樋口先生がオンラインの塾を始めたと兄から聞き、母がインターネットで検索してスタディカルテLabの存在を知り、高2の12月に入塾しました。ー 実際に入塾されて、「オンライン個別指導」はいかがでしたか?正直、オンラインでの個別指導と聞いて最初は少し戸惑いました。今までオンライン授業で受講したことがなかったのと、当初は「対面ではできて、オンラインではできないことがある」と思っていたからです。でも、実際に体験授業を受けてみると全然違っていて。今まで受けてきた授業とは異なる指導方法だったので最初は疲労感を感じましたが、慣れると、むしろオンラインの方ができることがたくさんあるように感じました。オンラインでも、対面と遜色ない形で疑問点をリアルタイムに解説してもらえました。また、宿題の疑問点をLINEで事前に共有し、理解できていないことに対して自分に合わせた補題を用意してもらい、その解説をしてもらえることも、オンラインだからこその良さと感じました。ー スタディカルテLabではどの教科を受講していましたか?数学は、樋口先生の授業を1年ほど受講していました。英語は好永先生に、化学と物理は河原田先生に、最後の追い込みにLabを活用したいと思って2次試験の直前1ヶ月間に受講しました。ー 直前期に受講科目を増やしたんですね。【数学】はいかがでしたか?僕はあまり数学的な発想に長けているわけではありませんでしたが、樋口先生にこの1年ほど指導してもらううちに、入試問題を見た時にどの問題でも応用できるような考え方が身についたと思います。「問題文を読んで自然に解答の糸口を思いつくためにはどうするか?」「自力で再現しやすい答案を作るにはどうするか?」など、実戦的で学力の伸びを実感できるような指導をしてもらって、実際に入試問題を解く上でとても役に立ちました。直前期には、過去問で安定して80%〜90%を得点できるようになりました。▲ 樋口先生からは、問題文を読んで解決の糸口を思いつくための実践的な考え方を学んだ。ー 【英語】はいかがでしたか?英語は特に苦手意識はなかったんですが、好永先生の解き方は体系化されていて、どこができていて、どこができていないのかを、過去問の添削指導を中心にきめ細かく指導をしてもらいました。特に、「小論文を英文で記述する」という愛媛大の出題形式に慣れていなかったのですが、過去問の傾向に合わせて解答を書きやすくするための英作文テンプレートを用意してもらい、英作文に必要なトレーニングを受けました。実際に今年の入試でも英文250字の小論文が出題され、テンプレートの内容を思い出しながら手際良く解答できたのは大きかったです。▲ 入試直前期に受けた、過去問添削が中心のきめ細かな指導。自習時の疑問点はLINEで共有して、解決できた。ー 【化学】【物理】はいかがでしたか?化学は新演習、物理は良問の風や名門の森といった、市販教材の問題集をひととおり自分で解いていて、愛媛大の過去問では80%近く得点できていました。ただ、まだ穴があることも自覚していて、どうすれば直前期に残りの解ききれない問題を詰められるかは手探りの状態でした。河原田先生には、その残りの詰めができるように指導してもらいました。先生のデータベースから愛媛大の入試問題に合わせて、苦手かつ出題されやすい計算問題のドリルやプリントを作成してもらい、集中的に問題演習することで、自分の穴がどんどん埋まっていくことを感じました。また、間違えている問題や理解の浅い問題を起点とし、そこから拡げていく形で関連するテーマの解説を指導してもらうことで、体系的に知識や概念を理解することができました。▲ 問題演習を重ね、自分で対策しきれていない穴を徹底的に埋めていった。集団指導と個別指導を組み合わせながら志望校対策ー Mくんは他の塾も併用していたと思いますが、スタディカルテLabをどのように活用してましたか?元々、鉄緑会と駿台に通っていました。当時は難しい問題演習を詰め込むように学習してしまっていたように感じます。問題演習をしていると結構分かったつもりになっていることも多くて、でも自力で知識や解法の穴を見つけるタイミングがないし、そもそも自分では気付きにくい。スタディカルテLabでは、どの先生も、そういった自力で気づきにくい学習課題をピンポイントで解決してもらえるのが助かりました。無理矢理詰め込んでいた知識や解法も、きちんと理解しなおすことができました。ー なるほど。他の塾や予備校とは違うスタディカルテLabの特徴って何でしょうか?鉄緑会は東大の問題演習が中心で、問題のレベルが高くて復習が大変でした。例えば英語の要約など、自分の志望校の出題傾向とのズレを感じることも多かったです。そこで、駿台では志望校の傾向にも合っている英語の集団指導を受講していました。教えてもらっていた人気講師は教え方も分かりやすかったです。ただ、人気講師に質問できる時間は限られていて、他の生徒も質問に並ぶので時間がかかってしまいます。教材の質は鉄緑会も良いし、駿台の先生も教え方が上手かったんですが、集団なのでどうしても1人1人に合わせての指導には限界があるように感じました。Labの授業を受ける前は、鉄緑会で阪医の学生講師の方に個別指導をしてもらっていたこともありました。その個別指導では、授業中に先生がその場で解いてから解説をしてもらうんですが、先生が解いている時間、僕は別の問題を解いていたので、授業時間の全てが効率良いとは言えなかったです。それに対して、Labでは人気講師を独り占めできるのが良かったです。事前に疑問点を共有しておいて、弱いところを事前に分析してもらい、そこからピンポイントでプロの講師にアドバイスをもらえることや、添削指導をしてもらえるというのは、とても効率的に感じました。医学部受験を振り返ってー 受験で大変だったことや、辛かったことについて教えてください。もともとは、阪医や神医を目指していましたが、共通テストで思うような点数が取れず、志望校の変更をせざるを得なくなりました。その時は精神的にも辛かったです。現役で地方の医学部を目指すか、浪人を覚悟で受験するかで迷いました。ですが、それは自分が医学部に入ってからどうしたいのかを考える良い機会でした。結果的に、現役で医学部に合格することを優先することにしました。ー 志望校を決めてからは、今まで以上に集中して取り組んでいる様子がこちらにも伝わっていました。上手く気持ちを切り替えて頑張っていましたね。そうですね。自分は、メンタルが強い人間じゃないので。不安や自信を無くしてネガティブな気持ちで身動きが取れなくなりそうなときもありました。でも、そんな暇があるなら行動する。自信を持てるようになるには行動するしかない。そう思って、とにかく手を動かしました。その結果、共通テストの失敗を挽回して、なんとか現役で合格することができました。ー 素晴らしいですね。これからの受験生にメッセージをお願いします。本番はやはり緊張したのですが、改めて模試の重要性を感じました。「稽古は本場所のごとく、本場所は稽古のごとく」と言いますが、普段の模試から、それが本番であるように準備して、本番であると思って意識して取り組むことが重要だと思います。振り返って、大学受験が良い経験だと思えるように、頑張ってください。ー ありがとうございました!体験授業受付中!いかがでしたか?Mくんは、他塾の良さを活かしつつ、Labの個別指導の強みを上手く活用して、愛媛大学医学部への現役合格を掴みました。スタディカルテLabでは、オンライン個別指導で合格を勝ち取りたいと考える方の新規受講を募集しています。学習方法や志望校対策など、聞いてみたいことがあればまずはお気軽にお問い合わせください。体験授業のお申し込みはこちらからhttps://studykartelab.com/system