大学受験の塾選びを悩んでいる方に、「塾の併用」という選択肢についてご紹介します。かつては集団授業か映像授業か個別授業、この中からどれが一番自分に合っているか?と比較検討される方が多かったのですが、最近では「それぞれの良いところをバランス良く」取り入れながら受験勉強をする方が増えてきているようです。併用パターン① 集団授業でインプット × 個別指導でアウトプット 集団授業では、予め決められたカリキュラムに沿って授業が進んでいきます。一斉に行われる講義は、偏差値60あたりまでの受験の基礎となる知識を網羅的にインプットするのには適しています。また、個別指導に比べて集団授業の費用は安いことが多いのもメリットの一つです。一方で、記述問題の添削や細かな答案の書き方など、知識をアウトプットする場面でのきめ細かい対応は難しいもの。画一的な集団授業では、受け身になりやすいといったデメリットもあります。さらに、受験生の秋以降になると、画一的な集団授業の内容と、志望校に対して自分が本当に押さえるべき学習単元とのズレが大きくなります。したがって、限られた時間の中で、本当に自分にとって必要な単元を身に着けるには、個別指導を併用すると効果的です。また、授業を聞いているときには理解できたのに、いざ問題を解こうとすると手が止まってしまうという人は、アウトプットのサポートがあると便利ですね。先生が1:1で対応してくれる個別指導を集団授業と組み合わせることで、身に付けた知識を効率よく引き出していくことができます。併用パターン② 映像授業で集中受講 × 個別指導で学習管理 映像授業では、自分の苦手な部分は繰り返し視聴したり、移動中やスキマ時間にも視聴したりできるのが良いですね。都市部にしかいない有名な先生の授業も、いつでも視聴することができます。一方で、授業の定着度は自分で管理する必要があり、問題演習をした後に復習として映像をみようと思っても、どこ動画のどの場面に自分が知りたい解説があるかは見つけにくいといった特徴があります。そこに個別指導を取り入れることで、自己解決しにくい問題もプロの先生がピンポイントで解説してくれるので、自分だけに特化した学習管理が可能になります。オンライン個別指導を取り入れれば、忙しい受験生も移動時間を取られることなく勉強を進めることができますね。▲ 集団授業とスタディカルテLabの授業を組み合わせて活用している生徒もいます今回は、2つの併用パターンをご紹介しました。塾選びに悩んでいる方や、すでにメインの塾に通っているものの思うように成績が伸びていないという方は、塾の併用という使い方も検討してみてはいかがでしょうか。そして、スタディカルテLabがその選択肢の一つとなれば幸いです。オンライン個別指導に特化したスタディカルテLabでは、無料で学習相談も受け付けています。ご相談窓口はこちらから